「幸手」(さって)の桜と菜の花の、思わず「幸せ」になる風景!
公開日: 2019年3月13日 | 最終更新日 2023年2月20日
埼玉県幸手市にある春の花々を満喫できるスポット「幸手権現堂桜堤」。桜の季節になると長さ1kmの土手に立ち並ぶ約1000本もの桜が咲き誇り、その下には一面菜の花の絶景が広がります。桜や菜の花以外にも水仙、花ニラなど、色とりどりの花々が咲き乱れる、見るだけで幸せな風景をご紹介します。
幸手に春の花々を満喫しに行こう!
東京都心から約50キロメートル、埼玉県の東部にある幸手市は、日光街道と日光御成街道(旧鎌倉街道)が合流する地点に位置し、古くから交通、交易、軍事の要衝として知られてきた場所です。かつて「幸手宿」と呼ばれた日本橋から6番目の宿場町があり、徳川将軍も日光に参詣する際に立ち寄ったという記録も残る由緒あるエリアです。
そんな幸手には、春になると「春らしい」風景、「春の花々の咲き乱れる」風景を満喫できるスポットがあります。それが県営権現堂公園、通称「幸手権現堂桜堤」です。
桜のシーズンになると、長さ1キロメートルの土手の上に立ち並ぶ約1000本もの桜が見事に咲き誇り、その下には一面菜の花が咲く風景が広がる場所です。最盛期には、桜の木々と菜の花が風景のほとんどを包み込んでしまうような絶景を見ることができるのです。
桜や菜の花以外にも、水仙やハナニラ、ホトケノザなど、色とりどりの花々が咲き乱れるうららかな風景を見ることができます。
それでは早速、幸手の春の風景を満喫しに出かけてみましょう。
幸手権現堂桜堤への電車でのアクセスは東武日光線の「幸手駅」となります。北千住からだと大体45分くらいでしょうか。池袋、新宿、渋谷方面からお越しの場合は、時間帯や電車の接続によっては、JR湘南新宿ラインで「栗橋駅」まで行き、東武日光線に乗り換えて「幸手駅」へ、というルートが早いかもしれません。
「幸手駅」から幸手権現堂桜堤へは距離にして2キロメートルほど。のんびりと歩いても30~40分ほどで着くので、所々に歴史の香り漂う街並みを眺めながら、散歩するのもおすすめです。桜の時期ならではの桜あんぱんが売っているお店もあります。
バスでアクセスする場合は「幸手駅」前より「五霞町役場行」に乗って頂き、「桜まつり会場」で下車となります。料金は片道180円(2019年3月現在)。
桜の時期に合わせて、権現堂堤では「桜まつり」(例年3月下旬~4月上旬)が開催され、臨時バスも出るのでそちらも合わせてご利用になってください。
ちなみに「桜まつり」の期間中は、約100軒もの露店も出店、イベントも様々行われますのでそちらも是非、楽しんでくださいね。
Japan web magazine’s recommend
幸手権現堂桜堤(さってごんげんどうさくらづつみ) DATA
- 場所: 埼玉県幸手市内国府間 県営権現堂公園(幸手市権現堂堤)
- 交通(公共交通機関で): 東武日光線「幸手駅」より徒歩30分
- 交通(車で): 圏央道の幸手ICより市街地方面へ向かい中三丁目交差点を右折、国道4号線へ。「権現堂桜堤」交差点右折。(約4キロメートル)
東北道の久喜ICを下り、県道さいたま栗橋線を栗橋方面へ。八甫交差点を右折、「権現堂桜堤」交差点を直進。(約10キロメートル) - 駐車場: あり
- 期間: 幸手桜まつりは例年3月下旬~4月上旬
- 休み: なし
- 料金: 無料
- 問い合わせ: 幸手市観光協会(商工観光課内) TEL. 0480-43-1111
- HP: 幸手市観光協会