世界初!伝統の日本刀と3Dプリンターを融合させたアート作品を販売
公開日: 2014年12月5日 | 最終更新日 2022年10月17日
株式会社カブクと株式会社Studio仕組は、400年以上の伝統を引き継ぐ刀職人と、最新の3Dプリンターを使ったデザインを融合させた、世界初のアート作品を販売中。
関西地域で400年以上の伝統技術を引き継ぐ刀職人が渾身を込めた日本刀と、その美しさを映し出す、3Dプリンターを使ってデザインされた鞘「SUMISAYA」をセットで2014年11月16日より販売している。この鞘「SUMISAYA」によって、刀身が秘めている魅力が映し出され、これまでにない全く新しい日本刀鑑賞を体験することができる。
本作品(鞘のみ)の3Dデータは、3Dプリンターなどのデジタル製造技術を用いた新しいものづくりマーケットプレイス「rinkak(リンカク)」にて無料ダウンロードで公開。
■SUMISAYAについて
3Dプリンターによる刀の美しさを映す刀装
熟練した刀職人が創り出す「刃紋の奥ゆかしさ」と「刃断面の緊張感」に着目。普段は隠れてしまうその魅力を映し出すべく、刃紋の波と調和するような刃断面シルエットを3Dプリンターを使ってデザインし、全く新しい鑑賞体験に昇華させた。
SUMISAYA: https://www.rinkak.com/sumisaya
■rinkakについて
「rinkak(リンカク)」は、3Dプリンターなどのデジタル製造技術を用いた新しいものづくりマーケットプレイス。ユーザーはrinkakに3Dデータをアップロードするだけで高性能な製造設備でプロダクトを製造・販売できる。プロダクトは受注毎にオンデマンドで製造するため、クリエイターは在庫を持つことなく1つからプロダクトの販売が可能。また素材に関しても一般的なプラスチックだけでなく、陶器や金属、ラバーまで多様な素材で作品を製造することが可能だ。rinkakは多種多様な分野のクリエイターとユーザーによる創発性の高いコラボレーションが行われ、消費者が求める斬新で独自性の高いプロダクトが世の中に生まれる受け皿となることを目的としている。