松本城
公開日: 2007年3月15日 | 最終更新日 2015年6月23日
信濃の名城「松本城」
JR松本駅から徒歩で約20分、現在の松本市役所のそばに聳えるのが五層6階の大天守を中心に乾小天守、辰巳附櫓、月見櫓、多聞櫓などの建物群で構成される松本城だ。築城は1504年(永正元年)、信濃守護家小笠原氏(府中小笠原氏)が林城を築城した際、その支城の一つとして築城された深志城がその始まりとされる。小笠原氏は一度は武田氏に攻め込まれて失脚するが、武田氏滅亡後の1582年(天正10年)、徳川家康の家臣となった小笠原貞慶が入封し、松本城と命名した。その後は、石川氏、小笠原氏、大坂の陣以降、松平氏や水野氏、戸田松平氏とその主を変えながらも、幕末まで松本藩の中心であった。日本に12ある現存天守の一つで、天守ほか乾小天守、渡櫓、辰巳附櫓、月見櫓の5棟が国宝に指定されている。
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松本城(まつもとじょう) DATA
- 場所: 長野県松本市丸の内4-1
- 交通(公共交通機関で): JR篠ノ井線松本駅から松本電鉄バス「タウンスニーカー」北コースで6分、松本城黒門下車すぐ。JR篠ノ井線・大糸線、松本電気鉄道上高地線 松本駅(東口(お城口))から徒歩約20分。JR大糸線北松本駅(東口(お城口))から徒歩約7分。
- 交通(車で): 松本ICから車で15分。
- 駐車場: あり(市営松本城大手門駐車場・30分ごとに150円)
- 期間: 通年
- 時間: 8:30~16:30(閉門17:00)
- 休み: 12月29~1月3日
- 料金: 入場料(松本市立博物館と共通) 高校生以上600円、小・中学生300円
- 問い合わせ: 0263-32-2902
松本城
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