旧因州池田屋敷表門

旧因州池田屋敷表門

黒門

国立博物館の敷地内、都道452号線に面する場所に、黒塗りの立派な門がある。旧因州池田屋敷表門だ。通称「黒門」と呼ばれ、かつての旧加賀屋敷御守殿門で現・東京大学の「赤門」と対比されることの多いこの門は、鳥取藩32万石・池田家上屋敷の表門だったものだ。もとは、江戸城にほど近い、大名屋敷が並んでいた大名小路(現在の丸の内3丁目・帝国劇場)にあったが、1891年(明治24年)に黒門は芝高輪台町(現高輪1丁目)の高輪東宮御所に移築されて表門となり、さらに高松宮邸に引き継がれ、1954年(昭和29年)に現在の場所に移築された。創建年代は不詳だが、江戸末期の建築と推定されており、屋根は入母屋造、左右に向唐破風(むこうからはふ)の番所を備える荘厳重厚な建築で、大名屋敷の門としては最も格式が高いもの。国の重要文化財に指定されている。

旧因州池田屋敷表門

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