厳島神社

厳島神社

水上の宮「嚴島神社」

満潮時になると、さながら水の上に浮かんだ竜宮城のような美しい姿で、訪れる人々を魅了する厳島神社。創建は593年というから大化の改新よりも前の事になる。実に1400年以上と言う長い歴史を持つこの神社が現在のような海に張り出した長い回廊を持つ寝殿造りの瀟洒な建物になったのは、厳島神社を崇敬した清盛を始めとする平氏の厚い庇護の下、1168年に佐伯景弘により改修増築がなされて以来のこと。爾来、幾多の台風や雷などの自然災害で破壊されながらもその度に修復され現在も華麗な姿を見せる。

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厳島神社

その厳島神社の建物は実はわざと壊れやすく作られているというのをご存知だろうか。元来、日々海水に漬かる社殿の基礎部分は腐りやすく定期的な補修や取替えが必要だが、建物全体で見ても、海に面している事で台風や高波の影響を直接的に受けやすく、その分通常の陸地にある建物より損壊倒壊の危険性も高い。建物の骨格を始めとした全体部をあまりに強固に作ってしまうと、波や風の強い力が加わった時に、建物全体が破壊される危険性が高まるのである。しかし、部分的にわざと壊れやすく作ることで、力が逃げやすくなり損壊も部分的ですむ、というわけだ。そのほか、社殿の床板と床板の間には隙間が空いており、これは満潮時に水位が上がって海水が床板を押し上げる際、その圧力を緩和させ、なおかつ床上まで浸水した海水を排水するという役目を持っている。「海」という建物にとっては非常に過酷な環境下で、少しでも建物が守られるようにと古来から現在に至るまで、智慧と技で様々な工夫が凝らされているのだ。

厳島神社

厳島神社大鳥居

厳島神社の大鳥居

海から見た厳島神社の大鳥居と厳島神社

厳島神社
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厳島
厳島神社
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厳島神社
厳島神社
厳島神社
厳島神社
厳島神社
厳島神社厳島神社

人口およそ1800人余りに対し、年間300万人を超える参拝客及び観光客が国内外から訪れる島も日没後にはひっそりとする。

     

厳島神社厳島神社
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厳島神社
厳島神社
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早朝の厳島神社

厳島神社

     

厳島神社
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厳島神社

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厳島神社
厳島神社

神々の棲む島 厳島(宮島)

天橋立松島と並ぶ日本三景の一つであり、国指定の特別名勝、そして今や「世界遺産」として国内のみならず海外からも多くの観光客が訪れる厳島。ちなみに、JRや広電の駅名にも使われていて一般的にもよく聞かれる「宮島」は厳島の通称。文字通り「宮(厳島神社)のある島」という意味で江戸時代頃より呼ばれている名前だ。

厳島

厳島といえば「厳島神社」のイメージが強いが、五重塔や千畳閣、さらに弥山などの自然と歴史を感じる見所が沢山の島だ。船で訪れて、厳島神社だけをさっと見学し、数時間後には船に乗って帰るのではあまりにもったいない。JWMのおススメは、島内の旅館やホテルに投宿して、島でゆったりと過ごすこと。冬ならば16時、夏でも17時半を過ぎると人もぐっと少なくなり、「観光客で賑わう典型的な観光地」から、「歴史的趣を持った情緒溢れる島」へと変化する。運よく晴れていれば、オレンジ色と濃い紺色のグラデエーションの空の下、くっきりとシルエットを浮かび上がらせる山並みと、静かによせては返す瀬戸内の海、そしてライトアップされて鮮やかな朱色に染まる大鳥居と、大自然と古代ロマンが見事に調和した淡色の情景を目にすることが出来るだろう。それは決して駆け抜けてしまっては見えない風景。立ち止まって、心を穏やかにしてこそ見られる風景でもある。

また、月夜の晩なら月明かりに照らされる五重塔を見上げるもよし、朝早起きして、清々しい空気の中、島内をぷらぷらと散策するのもまたよいだろう。朝早く、人の殆ど居ない厳島神社を参拝するのもまた素敵だ。ざざーっという波の音を聞きながら、普段歩く速度の半分の速さで歩いてみれば、今まで見えなかったものが見えることだろう。

豊国神社(千畳閣)

嚴島神社末社豊国神社

豊国神社

豊臣秀吉の命を受け建立が始まったものの秀吉の死により完成を見ず現在に至っている豊国神社。通称千畳閣。畳にして857畳分のの広さをもつことから。本瓦葺きの大伽藍が壮観だ。夕刻になると人もまばらになり、ただ鹿が遊ぶ。

豊国神社

五重塔

五重塔
五重塔

国の重要文化財にも指定されている五重塔。高さ約28メートル。1407年建立。内部には彩色がほどこされている。

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厳島神社

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