平泉寺白山神社

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写真提供:福井県観光連盟

福井県勝山市平泉寺町にある平泉寺白山神社は、日本三霊山の一つ・霊峰白山(標高2702メートル)の越前側の登拝口に開かれた白山信仰の神社で、今から1300年近く前の717年(養老元年)に、泰澄大師によって開山されたと伝えられている。

修験道三聖地の一つであり、中世には北陸でも有数の勢力規模を誇り、現在の白山神社の境内よりも広大な境内に、今の拝殿の10倍の大きさの大拝殿(45間=81メートル)を始め、数十の堂宇や社、数千にもおよぶ坊院が建ち並んでいたという。

1574年(天正2年)に一向一揆との争いで全山が兵火に巻かれ、拝殿や諸堂宇を焼失。現在、かつての大拝殿はないが、絨毯を敷き詰めたような美しい苔が見られ、京都の西芳寺(苔寺)と並ぶ苔の美しい場所として知られている。

旧玄成院庭園が1930年(昭和5年)に国の名勝に、1935年(昭和10年)には「白山平泉寺城跡」として、平泉寺白山神社境内(約14.6ヘクタール)が国指定史跡に、1997年(平成9年)には白山神社境内周辺(平泉寺北谷と南谷を含むエリア)が追加指定され「白山平泉寺旧境内」として境内200ヘクタールが国の史跡に指定された。

1旧玄成院庭園 写真提供:勝山市
2精進坂 写真提供:勝山市

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