安久津八幡神社

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山形県で唯一の三重塔のある安久津八幡神社は、860年(貞観2年)、立石寺(山寺)や松島の瑞巌寺などを開山したと言われる慈覚大師により、地元の豪族・安久津磐三郎の協力の下、阿弥陀堂が建てられたのがその始まりといわれる神社。

平安時代後期に、奥州平定の際にこの地に立ち寄った源義家が戦勝祈願をし、鎌倉鶴岡八幡を勧請したとも伝えられている。

長井氏、伊達氏が置賜地方を支配した時代には、「東八幡宮・東八幡」とも呼ばれ、最盛期には広大な境内に、別当神宮寺、学頭金蔵院、衆徒頭千殊院をはじめ12の坊があったという。

柔らかな樹木の息吹を感じる苔むした境内には、歴史の古さを物語る石畳の参道が続いており、参道の途中に舞楽殿、その奥に本殿がある。この本殿は1755年(宝暦5年)築の三間社流造・茅葺の建物。1797年(寛政9年)築の方三間造・銅板葺で高さ20.5メートルの三重塔、室町時代末期築の宝形造・茅葺の舞楽殿と共に県の指定文化財に指定されている。そのほか、鐘つき堂・流鏑馬的場跡などがある。

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