京都タワー
最終更新日 2025年1月19日
かつて京都中央郵便局があった場所に建設された京都タワーは、高さ131メートルの京都市で一番高い建物。町家の屋根を並みに見立て、海のない京の町並みを照らす灯台をイメージして建てられた。
鉄骨を一切使わない構造で、厚さ12mm~22mmの特殊鋼板シリンダーを溶接で繋ぎ合わせ、円筒型の塔身とする「モノコック構造」となっている。モノコック構造とは、筒状の塔体で力を受けとめ全体を支える構造で、飛行機や船などと同じ仕組み。非常に強固なもので、90m/秒の風にも耐えられるという。工期は約1年10ヶ月、総工費は38億6400万円、1964年12月28日に開業している。
京都駅烏丸中央口の目の前にそびえる塔の、地上100メートルの場所にある展望室からは、周囲360度の眺望が楽しめ、世界遺産の神社仏閣を始め、京都の市街全体、良く晴れた日には大阪まで見渡せる。塔の台座にあたるビル内には、飲食店やホテル、みやげ売り場があるほか、7:00~20:30(最終入場20:00)まで営業している大浴場〜YUU〜もある(大浴場〜YUU〜は2021年6月30日に営業終了しました)。
清水寺から望む京都タワー
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京都タワー(きょうとたわー) DATA
- 場所: 京都府京都市下京区烏丸通七条下る東塩小路町721-1
- 交通(公共交通機関で): JR京都駅中央口から徒歩3分
- 交通(車で): 名神高速道路京都南ICより車で20分
- 駐車場: あり
- 期間: 通年
- 時間: 10:00〜21:00 (最終入場20:30)
- 休み: 無休
- 料金: 大人900円・高校生700円・小、中学生600円・幼児(3歳以上)200円・障がい者(手帳提示)450円
- 問い合わせ: 075-361-3215(平日 10:00〜17:00)ニデック京都タワー