サントリー白州蒸溜所
公開日: 2013年2月16日 | 最終更新日 2015年6月26日
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森の中の蒸溜所
サントリー白州蒸溜所は、山崎蒸溜所に次ぐサントリー二つ目の蒸溜所として1973年に設立された蒸溜所。ブレンデッド・ウイスキー用モルト原酒のほか、シングル・モルト・ウイスキー「白州25年」及び「白州18年」、「白州12年」、「白州10年」を生産している。ガイド付きで製造過程の見学(一部)が出来、見学ツアー後は、おつまみ付きで試飲も供される。「サントリー天然水 南アルプス」のボトリング工場も同敷地内にある。
蒸留所内には発酵した麦芽の甘くねっとりとした、なんともいえないよい香りが充満する。
発酵してできる泡。おいしいウイスキーが出来上がる過程をこうして目の当たりにすると、いとおしくなる。
樽に詰められ、熟成される。生まれた赤ちゃんが成長して学校に入り、卒業し、社会人となるほどの月日を越えて眠り続けるものもあるのだ。
見学ツアーが終わったあとはお待ちかねの試飲。天然水のほか、ソフトドリンクも用意されている。
サントリーウイスキー博物館
日本のウイスキー作りの歴史が学べる展示のほか、科学では解明されないウイスキーの神秘、地域風土や歴史との関係など、ウイスキーをさまざまな視点からとらえた世界でも珍しいウイスキー博物館。醸造酒から蒸溜酒を生みだした中世の技術や道具などの複製品も展示されている。
ファクトリーショップ白州「IN THE BARREL」
シングルモルトウイスキー各種、こだわりのグラス、ウイスキーとの相性抜群な「蒸溜所オリジナルおつまみ」など、ここでしか手に入らない豊富で多彩な品揃えのショップ。
レストラン「ホワイトテラス」
美しい森の中、ウイスキーと相性バッチリの旬の料理が楽しめる森のレストラン「ホワイトテラス」。地元で採れた素材を活かした季節料理とウイスキーを楽しめる。
サントリー 天然水(南アルプス)
JWMセレクト
雄大な南アルプスの山々と大自然に育まれた清冽な水を汲み上げ、一度も空気に触れさせることなく清潔な環境でボトリング。硬度およそ30の飲みやすい軟水で、すっきりとしていてキレがあり、森のようにさわやかな清涼感のあるのど越しだ。ウイスキーの水割りがもっともおいしいのは、そのウイスキーに使われた仕込み水と同じ水で割ったものといわれる。白州で生まれるサントリーウイスキー白州シリーズ(白州10年、12年、18年、25年および白州バーボンバレル、白州シェリーカスク)のチェイサーとしてこれ以上のものはない。そのまま飲む水として、ご飯を炊く水として、料理の水としてはもちろん、赤ちゃんのミルク作りなどにもいい。
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サントリー白州蒸溜所(さんとりーはくしゅうじょうりゅうじょ) DATA
- 場所: 山梨県北杜市白州町鳥原2913-1
- 交通(公共交通機関で): JR中央本線「小淵沢駅」よりタクシーで約10分
- 交通(車で): 中央自動車道「小淵沢IC」より車で約15分
- 駐車場: あり(200台)
- 期間: 通年
- 時間: 9:00~16:30
- 休み: 年末年始・工場休業日(臨時休業あり)
- 料金: 見学無料
- 問い合わせ: 0551-35-2211
- HP: サントリー白州蒸溜所
サントリー白州蒸溜所
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