手筒花火
最終更新日 2019年9月30日
手筒花火とは・・・
手筒花火は江戸時代から三河地方に伝わる勇壮で豪快な花火だ。孟宗竹や紙で作った筒に荒縄を巻きつけて火薬を詰めて作る花火で豊橋の吉田神社が発祥の地と言われる。
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夜空を焦がす火の花
火が導火線に乗り移ると、一呼吸置いてすぐ、並べられた手筒から次々に火花がほとばしり出す。それを傍らに立つ男達が両手で抱えあげる。手筒から解き放たれた火花はいよいよ勢いを増してゆく。煙がもくもくと上がり、火の粉と炎が激しい音を立てて夜空に向って飛び出していく。それはさながら筒の中に無理やり押し込められた火の妖精達が、着火と共に身も心も解放されて歌を歌いながら踊りながら一心不乱に自己アピールを繰り広げているかのようだ。手を広げて全身で自由を謳歌しながら、直線的な自己表現に身をゆだねているかのようだ。
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