約100万球のLEDを使ったイルミネーションで万葉の世界を再現 春日大社神苑 萬葉植物園『イルミ奈~ら』2015年2月22日まで開催
公開日: 2014年12月23日 | 最終更新日 2022年10月17日
2015年2月22日(日)まで、春日大社神苑萬葉植物園にて、イルミネーションイベント「イルミ奈~ら」を開催中。
2014年7月~9月に開催し好評のうちに幕を閉じた同イベントを、さらにスケールを拡大して冬イベントとして実施するもので、施設内全域を約100万球のLEDイルミネーションで装飾する。入場料の一部は、世界遺産である春日大社の第六十次式年造替のための費用として寄付される。
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イルミ奈~ら (ILLUMI NA~RA) DATA
- 開催日: 開催中~2015年2月22日(日) ※12月16日(火)、17日(水)、31日(水)、1月1日(木)はイルミネーション休演 ※雨天決行(荒天時は中止 ※当日15:00の天候で決定)
- 開催時間: 17:30~21:30(点灯/17:45、最終入場/21:00) ※萬葉植物園は通常営業(9:00~16:30)
- 開催場所: 春日大社神苑 萬葉植物園 奈良県奈良市春日野町160
- 交通(公共交通機関で): 近鉄奈良駅より徒歩約20分。または近鉄奈良駅・JR奈良駅から奈良交通バス「市内循環外回り」「高畑町行」で「大仏殿春日大社前」下車徒歩約5分。
- 料金: 大人/1,000円(中学生以上) 小人/500円(4歳以上)(0~3歳は無料)
- 問い合わせ: 0742-22-7788
■春日大社神苑 萬葉植物園とは
1932年に萬葉集にゆかりの深い春日野の地に昭和天皇の御下賜金をいただき、約300種の萬葉植物を植栽する、我国で最も古い萬葉植物園として開園。現在は山野にいのちを芽生えさす草木もなるべく人的な手を加えず、自然のままに生かし、参拝者に安らぎを与える『春日大社神苑 萬葉植物園』として親しまれている。約3ヘクタール(9,000坪)の園内は、萬葉園・五穀の里・椿園・藤の園に大きく分けられており、萬葉園の中央には、萬葉時代の庭園を思わせる造りの池があり、その池の中央の中ノ島には『臥龍(がりゅう)のイチイガシ』と呼ばれる老巨樹(奈良市指定文化財)が幹を地に長く臥せて繁っている。園内の南端には、春日大社の社紋が藤の花であることから『藤の園』が造られ、20品種・約200本もの藤の木が植栽されている。
公式サイト: http://www.kasugataisha.or.jp/h_s_tearoom/manyou-s/index.html
■春日大社 第六十次式年造替とは
世界遺産である春日大社において、神殿や御神宝などを造り替え、修繕を行う、春日大社では、創建以来ほぼ20年毎に執り行われる社殿の改築大事業。今次造替は2007年の一ノ鳥居より始まり、2015年3月27日の仮殿遷座祭(下遷宮)執行、2016年の本殿遷座祭(正遷宮)執行をもって完了する予定。
公式サイト: http://www.kasugataisha.or.jp/zoutai/index.html