おしどりミルクケーキ

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 それは、チューインガムほどの大きさで、ベージュがかった乳白色をしている。持った感じはかっちりと固く、力を入れるとぽきっと音がして二つに折れた。

 口の中に入れるとふわっと広がるミルクの香り。噛んでいくそばからほろほろと溶けていく。子供の頃に感じたようなほんわりとした温かさ。優しさ。懐かしさ。どことなく、ほっとする味わいだ。

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 「おしどりミルクケーキ」は山形県を代表するお土産の一つとして長く愛されているお菓子。牛乳を主に、酸化防止剤としてビタミンEが含まれているだけのなんともシンプルな材料で作られている。まさに、「食べる牛乳」と呼ぶにふさわしいお菓子だ。

 その歴史は古く、1919年、県南東の高畠町にある日本製乳(現・森永乳業子会社)が、国産初の「粉ミルク」を生産、その際に出る副産物に加糖したところおいしかったので、商品化したのが始まりだ。

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 「牛乳」なので、コーヒーや紅茶に合うのは勿論、煎茶なんかにもよく合う。カルシウムたっぷりなので、おやつにもよさそう。味は定番のプレーンのほか、いちご、抹茶、コーヒー、チョコレート、ヨーグルト、カマンベールチーズ味、期間限定発売の温州みかん、ブルーベリー、山形名産のさくらんぼ、ラ・フランスが入ったものもある。

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