冬の徳良湖
公開日: 2012年2月17日 | 最終更新日 2022年10月14日
静謐な美しさを見せる冬の凍結した徳良湖。
山形県尾花沢市にある徳良湖は、周囲長2.7キロメートル、最大水深5.6メートルの湖沼で、1919年(大正8年)に、魚屋兼料亭を営んでいた地元の豪商・高宮常太郎によりため池として築かれたもの。約230ヘクタールの水田開墾の貯水池として、総工費19万5千円をかけて堤防が築かれ、翌1920年(大正9年)に完成した。
有名な花笠音頭は、この築堤工事の際に唄われていた「土搗き唄」から生まれたもの。鯉や鮒、ワカサギなどが生息し、冬にはハクチョウやカモが越冬する。
4月下旬から5月上旬にかけては、徳良湖周辺に約100本のソメイヨシノが咲き乱れ、桜の名所として多くの人々が訪れる花見スポットとなっている。
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徳良湖(とくらこ) DATA
- 場所: 山形県尾花沢市二藤袋
- 交通: 村山駅から車で25分。東北中央自動車道東根ICから車で35分。
- 駐車場: あり
- 期間: 通年
- 時間: 見学自由
- 休み: 見学自由
- 料金: 見学自由
- 問い合わせ: 0237-22-1111
- HP: 尾花沢市