山町筋重要伝統的建造物群保存地区

山町筋

土蔵造りの町並み

国の重要伝統的建造物群保存地区であり、土蔵造りの家並みが今もそこかしこに残る山町筋は、高岡の中心部にほど近い旧北陸道沿いに広がる御馬出町、守山町、木舟町、小馬出町にかけてのエリア。1609年(慶長14年)に高岡の城下が整備されて以来の商人の町で、高岡の町の経済の中心として栄えてきた。このエリアを中心とする十町で、高岡御車山祭の「御車山」を保有していることから「山町」と呼ばれる。

重厚な土蔵造りの家並みは、高岡の町の6割が被災したという1900年(明治33年)に起きた大火の後、防火対策の一環として建てられたもので、山町筋でもほとんどの家が被災した中、土蔵造りの2軒の家が焼け残ったことから建築が推進されたもの。県令により、旧北陸道と周辺の建物の多くが土蔵造りで再建されたという。

町には、木舟町の重要文化財「菅野家住宅」や、小馬出町の高岡市指定文化財「高岡市土蔵造りのまち資料館(旧 室崎家住宅)」をはじめとする、明治中頃から昭和初期頃までに建てられた土蔵造りや真壁造りの家屋、正面部分を西洋風に改築した家屋のほか、レンガ造りの銀行などが今も数多く点在している。

「菅野家住宅」および「高岡市土蔵造りのまち資料館(旧 室崎家住宅)」は共に内部見学も可能だ。(有料。)

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Memo

2000年(平成12年)12月4日に、小馬出町、守山町全域、木舟町ほぼ全域、御馬出町、一番町、三番町、源平町の各一部、約5.5ヘクタールが、国の重要伝統的建造物群保存地区として選定された。伝統的建造物として特定された建築物は、建築物96棟、防火壁等の工作物12箇所に及ぶ。

山町筋と周辺の見どころ 主な伝統的建造物と施設

富山銀行本店
重要文化財 菅野家住宅(一般公開)
国の登録有形文化財 井波屋仏壇店
国の登録有形文化財 佐野家住宅
富山県指定有形文化財 筏井家住宅
高岡市指定文化財 高岡市土蔵造りのまち資料館(旧 室崎家住宅)(一般公開)
富山銀行本店(赤レンガの銀行) – 東京駅の設計者・辰野金吾監修
塩崎家住宅
高岡御車山会館
高峰公園(高峰譲吉生誕の地)

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