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「静岡県地酒まつり in Tokyo 2014」レポート

さる9月7日、静岡県酒造組合主催の「静岡の地酒」を楽しむ集まり「静岡県地酒まつり in Tokyo 2014」が開催され、日本酒を愛する人たち及び静岡を愛する人たちが集まった。その模様をお届けしよう。

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会場となったのは、如水会館。一橋大学の後援等を目的とする一般社団法人如水会の所有する施設で、一橋大学千代田キャンパス(学術総合センター)の隣にある建物だ。

如水会館へは竹橋駅から歩いてすぐ。付近には、大学や周辺の地名の元である「一ツ橋」や、徳川御三卿の一家「一橋徳川家の屋敷跡」などがある。

IMG_1296一橋徳川家の屋敷跡

IMG_1297一ツ橋

如水会館の入り口を入って階段を上ると、左手に受付があった。右手側には静岡名産のお茶をサービスするカウンターがある。会場は、奥の部屋と右手の部屋の二ヵ所に分かれていた。室内はすでに沢山の人で溢れかえっている。熱気がむんむん、酒香もむんむん。試飲会や酒関連の催し物に顔を出すといつも思うことだが、「飲み屋」ではないところで日中から酒を楽しむこの非日常感がなんとも言えない。

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右を見ても酒好き、左を見ても酒好き。この瞬間、すべては「酒飲み」の為にあるんではなかろうか、と思う程に世界は酒一色だ。心なしか、空気中にも酒精がふわりふわりとしているかのよう。

普段は、「酒に飲まれる人はいやだ」と思い、「飲むなら少人数でこじんまりと静かに楽しみたい」と願うちょっと頑固で意固地で勝手な「酒飲み」という人種は、実は意外に寂しがり屋で、同じような人種が集っていると、心なしか「ほっと」してしまうらしい。「静岡地酒まつり」なんていう、かなりの確率で「同好の士」が集まるような、こんな催しならなおさらだ。日常生活の中ではあまり見ることのない数十人、数百人単位の「酒飲み」たちの集合体。誰もが目をキラキラさせ、色々な酒蔵の酒を試し、食べ物を楽しみ、会話に花を咲かせている。

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