伝統工芸手織り佐賀錦を纏ったお雛様やお菓子の雛人形などを展示 「第15回佐賀城下ひなまつり」 2015年2月21日~3月22日まで
公開日: 2015年2月9日 | 最終更新日 2022年10月17日
「第15回佐賀城下ひなまつり」が、2015年2月21日(土)~3月22日(日)、佐賀市歴史民俗館、徴古館などで開催される。
鍋島36万石の城下町佐賀に春の訪れを告げる佐賀城下ひなまつりでは、侯爵鍋島家伝来の由緒あるお雛様をはじめ、鍋島小紋や伝統工芸手織り佐賀錦を纏ったお雛様などを展示。その他にもお菓子の雛人形、生花で作ったお雛様など、佐賀ならではの多種多様なお雛様が出迎えてくれる。
15回目となる今回は、特別企画展として「色鍋島・今右衛門の世界」を開催。人間国宝の認定を受けられた十四代今泉今右衛門氏が佐賀城下ひなまつりのために制作した「殿皿・姫皿」をはじめ様々な作品を間近に見ることができる。
■開催概要
開催期間 : 2015年2月21日(土)~3月22日(日)※徴古館は3月31日(火)まで
時間 : 10:00~17:00
会場 : 佐賀市歴史民俗館、徴古館ほか
料金 : 前売り共通券 550円(2月20日まで販売) 共通券 600円 徴古館券 300円 佐賀市歴史民俗館券 400円 ※小学生以下、入場無料
公式サイト: 「 第15回佐賀城下ひなまつり」:
備考:徴古館、佐賀市歴史民俗館(旧古賀家、旧三省銀行、旧福田家)は有料。そのほかの館については、観覧無料となっている。
■イベント内容
(1) 特別企画展「色鍋島・今右衛門の世界」
2014年に人間国宝の認定を受けられた十四代今泉今右衛門氏は、色鍋島の伝統技法を継承しながらも、現代の色鍋島の気品を追及する作品を多く生み出している名工。佐賀城下ひなまつりのために制作した「殿皿・姫皿」や桃の節句をイメージした「ちひさきもの」などを展示したひなまつりのお部屋、十四代今泉今右衛門氏の新作をはじめ、これまでの歩みを作品の数々より知ることができる。
(2) 徴古館「鍋島家の雛祭り」・特別展示「栄子さまの髪飾り」
徴古館では、今年も侯爵鍋島家の豪華な大雛壇飾りが佐賀の春を彩る。さらに小城鍋島家伝来の絢爛な古今雛が初めて徴古館で見られるほか、栄子夫人の髪飾りも特別陳列。房に7つの極小の真珠を嵌めた9ミリのブドウなど、超絶技巧には息をのむ。
(3) 佐賀城本丸歴史館「子どもびなの宴」
~子どもたちの手づくりびな 300畳に夢いっぱい~
佐賀市内の小中学生が制作したおひなさま約2,000体が、佐賀城本丸歴史館の大広間に勢ぞろい。子どもたちが、「ひなまつり」を学び、想像を膨らませた個性あふれる人形たちの夢のような共演を見ることができる。※開催期間:2月21日(土)~3月1日(日)
(4) 会場を彩る佐賀ならではひな人形
鍋島小紋や伝統工芸手織り佐賀錦を纏った佐賀らしいお雛様たちの展示をはじめ、お菓子の雛人形、生花で作ったお雛様など、佐賀ならではの多種多様なお雛様がお出迎え。
【問い合わせ先】佐賀城下ひなまつり実行委員会(佐賀市観光協会内) Tel:0952-20-2200