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大洲の菜の花畑に「春」を探しに行こう

愛媛県大洲市の菜の花畑に、春を探しに行こう!

大洲市 肱川河川敷の菜の花

愛媛県の大洲市は、県庁所在地の松山市から南西に車で1時間ほど走った場所に位置する町。築城の名手として知られた藤堂高虎らにより江戸時代初期に改修された「大洲城」を中心に発展した町で、今もそこかしこに歴史的な建物が点在、その美しさから「伊予の小京都」とも呼ばれる町だ。

大洲は、地図上でぱっと見るだけだと四国の西側に位置する、としかわからないが、松山と大洲を結ぶ「大洲街道」と、大洲からさらに西の宇和島を結ぶ「宇和島街道」が合流する場所であり、また15キロメートルほど西には九州方面や関西地方との海上交易の拠点「八幡浜」があることから、古くから「交通の要衝」として知られてきた。

その大洲の町には、遍路道でもある標高470メートルの鳥坂峠(とさかとうげ)に水源を発する一級河川「肱川」が流れているのだが、その肱川の河川敷は春になると菜の花が満開となり、一面美しい「黄色の世界」となる。

というわけで、家族や夫婦、友人、恋人同士はもちろん、「黄色の世界」でドリーミーな写真を撮りたい方にも是非おすすめしたい、肱川の春の風景をお届けしましょう。

「黄色の世界」で、春を全身で満喫!!

肱川の河川敷の菜の花が満開になるのは例年3月中旬頃。「黄色の世界」を全身で満喫できる場所の具体的な位置は、肱川の右岸の「畑の前橋の下河川敷敷」と呼ばれる箇所。大洲の中心地から長浜方面に車ですぐの場所だ(大洲ICから車で10分)。鉄道なら、予讃線の「伊予大洲駅」から一つ松山寄りの駅、「五郎駅」から徒歩でアクセスできる。

大洲市 肱川河川敷の菜の花

地元の人々には「五郎の赤橋」と呼ばれ親しまれている「畑の前橋」のすぐ傍らに広がる、広さ約1.6ヘクタールの菜の花畑。

大洲市 肱川河川敷の菜の花

見渡す限り、黄色の絨毯が続く。のんびり周囲を散策する人や、中に入って写真を撮る人、皆思い思いに菜の花畑を楽しんでいた。

大洲市 肱川河川敷の菜の花

大洲市 肱川河川敷の菜の花

大洲市 肱川河川敷の菜の花

大洲市 肱川河川敷の菜の花

大洲市 肱川河川敷の菜の花

大洲市 肱川河川敷の菜の花
大洲市 肱川河川敷の菜の花

春先には菜の花で一面黄色のじゅうたんとなる「畑の前橋の下河川敷敷」は、夏には、ひまわり、秋には満開のコスモスを楽しむこともできる。開花時期等の問い合わせは「大洲市観光協会」(TEL. 0893-24-2664)まで。

五郎河川敷の菜の花

肱川の右岸の「畑の前橋の下河川敷敷」のほかにもう一ヶ所、肱川左岸に五郎河川敷と呼ばれる場所があり、そちらも一面の菜の花畑が見られる場所。広さ約6ヘクタール、菜の花の総数は350万本ともいわれ、「畑の前橋の下河川敷敷」よりも広大だが、右岸の「畑の前橋の下河川敷敷」に比べて少しわかりにくい為、人も少なく、比較的のんびりと「黄色の世界」を楽しむことができる。

知る人ぞ知る穴場の菜の花エリア 肱川左岸の五郎河川敷の菜の花

予讃線と菜の花

鉄道好きなら、菜の花畑と共に予讃線のある風景も楽しめる。

肘川沿いをゆく予讃線肘川沿いをゆく予讃線
八多喜駅に咲く菜の花五郎駅から2駅松山寄の八多喜駅のホームに菜の花が咲いていた。

八多喜駅に咲く菜の花

八多喜駅に咲く菜の花

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肱川河川敷の菜の花畑の風景

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Japan Web Magazine 編集部

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