贄川関所
公開日: 2014年3月1日 | 最終更新日 2019年10月2日
福島関の副関
JR贄川駅から歩いてすぐ、中山道の贄川宿の北の端にあるのが、贄川関(贄川関所)だ。木曽路の最初の宿場である贄川宿において、福島関の補助的な関所として設けられ、1869年(明治2年)に関所が廃止されるまで、江戸時代を通して女改めや白木(木材)などの流通の監視など、重要な役割を果たした。
贄川の集落は、昭和5年に起きた大火で大半が焼失。この贄川関所は、昭和51年に様々な文献を元に関所があった場所のそば(実際の場所は現在のJR敷地内)に間取りや敷地面積も忠実に復元されたもので、現在、関所関連の資料を展示するほか、階下の木曽考古館では縄文時代の土器・石器なども展示している。
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贄川関所(にえかわせきしょ) DATA
- 場所: 長野県塩尻市贄川1568-1
- 交通(公共交通機関で): 中央本線・贄川駅から徒歩すぐ。
- 交通(車で): 中央自動車道塩尻ICから国道19号線経由約30分。
- 駐車場: あり
- 期間: 通年
- 時間: 9:00~16:30(閉館17:00、時期により異なる)
- 休み: 毎週月曜日。祝日の翌日。12月29日~1月3日まで。冬期臨時休館あり。
- 料金: 大人300円、中学生以下無料(20名以上の場合団体割引あり、大人240円)
- 問い合わせ: 0264-34-3002
- HP: 塩尻市