浜松城
公開日: 2010年9月3日 | 最終更新日 2024年3月25日
静岡県浜松市にある浜松城は、永正年間(1504年~1520年)に今川貞相により築城されたといわれる城です(諸説有)。
1570年(元亀元年)に入城した徳川家康が、29歳から駿府に移るまでの45歳までの17年間を城主として過ごし、この浜松城を居城として天下統一への足掛かりとしたことや、家康の後に浜松城の歴代城主となった大名の中には、水野忠邦をはじめ幕府の要職に登用された者も多いことから「出世城」と呼ばれるようになりました。
明治維新後、廃城となりますが、それまでは江戸時代を通じて、五万石ながら代々徳川家にゆかりの深い譜代大名の居城として高い格式を保ち続けました。現在の天守は、1958年(昭和33年)に鉄筋コンクリート製の復興天守として再建されたもの。野面積みと呼ばれる400年前の石垣が残っています。「桜の名所」としてもしられ、春には大勢の花見客でにぎわいます。
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浜松城(はままつじょう) DATA
- 場所: 静岡県浜松市中区元城町100-2
- 交通(公共交通機関で): JR浜松駅北口から舘山寺・磐田山の手線バス5分「市役所前」下車、徒歩約3分。または浜松駅より徒歩約20分。
- 交通(車で): 東名浜松ICから車で約20分。
- 駐車場: あり
- 期間: 通年
- 時間: 8時30分~16時30分
- 休み: 12月29日~12月31日
- 料金: 大人200円、中学生以下・70歳以上無料。
- 問い合わせ: 053-453-3872