砂沢城跡
公開日: 2010年3月28日 | 最終更新日 2019年10月2日
砂沢城は16世紀後半に、前平山山頂に築城された城で、安東氏の家臣・藤原秀盛(五十目内記秀盛)の居城であった城。
藤原氏は、1588年(天正16年)に起きた安東氏の内紛(湊騒動・湊合戦)後に、この地に入って周辺一帯を支配するようになり、五城目氏を称するようになったという。
本丸跡の発掘により、盛地跡、柵列跡などが確認されているほか、帯郭、物見跡、山麓に屋敷跡も確認されている。
1601年(慶長6年)に、安東氏が転封となった際に五城目氏もこの地を去り、城は廃城となったが、城跡には現在、模擬天守(五城目城)が建てられ、内部は森林資料館として五城目町の歴史、文化、民俗、産業などを紹介している。
砂沢城跡 DATA
- 場所: 秋田県南秋田郡五城目町字兎品沢
- 交通: 秋田自動車道五城目八郎潟ICから車で約10分。
- 駐車場: あり
- 期間: 4月1日~11月30日
- 時間: 4月1日~10月31日 9:00~17:00 11月1日~11月30日 9:00~16:00
- 休み: 12月1日~3月31日
- 料金: 無料
- 問い合わせ: 018-852-3110
- HP: 五城目町