大阪 富田林 寺内町
公開日: 2015年2月6日 | 最終更新日 2024年10月28日
大都市・大阪の一画に今も残る江戸時代の香り漂う町「富田林・寺内町」。
府内で唯一の重要伝統的建造物群保存地区に選定されているこの町は、1560年(永禄3年)、京都西本願寺派・興正寺の第14世証秀上人によって創建された興正寺別院を中心に誕生し、寺内町(仏教寺院を中心に発展した町の事)として発展してきた町だ。
現在も、梅田や道頓堀の巨大なビルやきらびやかなネオンが嘘のように、静かで美しい町並みが広がっており、江戸時代当時の六筋七町の町割りや、往時の繁栄を今に伝える重要文化財・旧杉山家住宅、仲村家住宅など、木造の重厚な造りの町家が数多く残されている。伝統的な建物好きならずとも、その穏やかな雰囲気や美しい景観はとても心地よくて素敵だ。大阪の歴史的な側面を体感しに足を運んでみてはいかが?
「写真で見る日本の魅力 日本の「いいところ」 ~大阪府富田林寺内町~」
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富田林・寺内町(とんだばやし・じないまち) DATA
- 場所: 大阪府富田林市富田林町
- 交通(公共交通機関で): 近鉄長野線 富田林駅下車。
- 期間: 通年
- 問い合わせ: 0721-26-0110(じないまち交流館)