優美な和菓子のような形香（かたちこう）　『香菓（かぐのみ）』新発売

公開日: 2015年2月24日 | 最終更新日 2022年10月17日

薫香トップメーカーの株式会社日本香堂ではこのたび、周囲に気を使わない半径1mほどのパーソナルな空間で香るプライベートフレグランスとして、“優美な和菓子のような形香(かたちこう)”『香菓(かぐのみ)』を新発売する。

香職人の‘手しごと’で日本の伝統美をモチーフにした形香を作り、「日本書紀」「古事記」で永遠性の象徴とされている橘のオイルをセットした。日本の伝統美にさりげなく癒されるひとときを届ける『香菓』は、1つ入り、アソートタイプ、ギフトタイプ、専用オイルを用意。自分使いだけでなく、大切な人へのさりげないギフトやお土産にもよさそうだ。

1．ほんのりとかぐわしく、半径1mほどで香るパーソナルフレグランス

周囲に気兼ねなく自分の周りだけ香りを楽しむことができ、加えて熱源・電源も必要としなければ、枕元やデスク・ロッカーなどパーソナルな場所で癒しの空間をつくることができる。

形香『香菓』の使い方はとてもシンプルで、形香に付属のオイルを滴下するだけ。熱の力をかりて香りを部屋全体に広げられるお香とは異なり、ほんのりと香りを放つ形香は、自分の周りだけ香らせたいときに適している。しかも、形香自体は無香のため、お手持ちのフレグランスオイルや精油も自由に楽しめる。精油は、好みの用途に合わせてブレンドして使うこともできる。

使い方・使用場所

2. Made in Japan のこだわり、‘手しごと’のこだわりにより、和菓子を象った伝統美のフォルムを可能に

和菓子を象った『香菓』の形は、花鳥風月や吉祥文様など日本の伝統美を取り入れた、〈うめ／ちどり／うさぎ／もみじ〉。日本らしい優美な癒しをフォルムにも追い求めた結果、『香菓』の作り方はどんどん‘手しごと’になっていったという。16世紀以来育んできた薫香の技を、和菓子作りの奥深さに組み合わせて大胆かつ繊細に作り上げた『香菓』は、和菓子のような質感、佇まいを表現するために、薫香の原料を使いこなす技と伝統の美しさを持つ独自のデザインの木型を用いて、香職人がひとつひとつ、手しごとであたたかみのあるフォルムに作り上げた。このように作られた『香菓』は、1つを好みの豆皿においても「様」になり、視覚からの癒しに一役。こころが和む雰囲気を兼ね備えている。

生産過程

3．ちょっとしたギフトを、さりげなく贈ることを楽しむ方に

多くの人に好まれることから贈り物の香りとしてベストともいえる柑橘系の橘のオイルをセットした『香菓』。橘をイメージしたさわやかでやさしい柑橘系の香りは、心身の緊張をほぐしリラックスを促すともいわれている。

さらに『香菓』と‘橘’の香りには、贈るこころがつたわるストーリーがある。「日本書紀」や「古事記」の、垂仁天皇の命を受けた田道間守が、不老不死の国といわれる「常世」の国に渡り不老不死の象徴でもある「非時香菓」を探しに行く、という話だ。

「1年中香りを放つ木の実」の意味を持つ「非時香菓」は橘であるといわれ、永遠性の象徴と考えられている。さらに『香菓』のフォルムには、日本の伝統美である花鳥風月や吉祥文様を取り入れ、橘の伝統文様をギフト用の皿やパッケージに用いている。『香菓』のストーリーは、英文でも商品に添付されており、『香菓』に込められた相手のすこやかさを願う気持ちは、ちょっとしたお礼、季節のあいさつ、手土産や外国へのお土産などにふさわしく、相手に気を使わせないよう、あえて包装なしでも贈ることができるギフト仕様となっている。