東海道五十三次
公開日: 2012年5月12日 | 最終更新日 2014年7月15日
1832年(天保3年)、御所に馬を納める「御馬献上」の公式派遣団の1人として東海道を旅した歌川広重が制作した浮世絵木版画の連作「東海道五十三次」(東海道五拾三次)は、出版から180年以上経った今も頻繁に世間の耳目を集め、日本のみならず、世界中にファンがいる名作だ。美しい色と秀逸な構図で描き出された一枚一枚が、写真や映像がまだなかった時代の東海道の情景、人々の表情とその暮らしを生き生きと私達に伝えてくれる。
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東海道五十三次・東海道五拾三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ) DATA
- 作者: 歌川広重
- 制作年代: 1832年
- 出版元: 初版:保永堂と仙鶴堂の共同出版。以降の版は保永堂