桃林寺
公開日: 2010年11月4日 | 最終更新日 2015年6月24日
八重山最古の日本寺院
沖縄最古の木造建築である権現堂のある桃林寺(桃林禅寺)は、薩摩藩の進言をうけて、1611年、鑑翁西堂の開山により創建された寺。八重山に勢力を伸ばした薩摩藩が、琉球王朝の尚寧王に、和式の寺院を作らせたのだという。臨済宗妙心寺派の寺院でご本尊は観音菩薩。国の重要文化財指定を受けている権現堂(1771年(明和8年)の大津波で壊滅後1786年(天明6年)再建)のほか、沖縄県の指定文化財で1737年(元文2年)に作られた沖縄最古の木彫像・仁王像が二体ある。
石垣市の中心部にほど近い一角に、歴史を感じさせる趣のある佇まいで現れる山門。赤瓦の屋根が独特の雰囲気を醸し出している。
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桃林寺(とうりんじ) DATA
- 場所: 沖縄県石垣市石垣285
- 交通(車で): 石垣空港から車で24分。
- 駐車場: なし
- 期間: 通年
- 時間: 7:00~19:00(冬期は~18:00)
- 料金: 拝観料無料
- 問い合わせ: 0980-82-2142
桃林寺
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