橋杭岩
公開日: 2007年11月22日 | 最終更新日 2015年7月24日
橋杭岩(はしくいいわ・はしぐいいわ)は、和歌山県東牟婁郡串本町にある大小40もの奇岩群の連なり。国の名勝、天然記念物にも指定されている景勝地で、岩が「橋の杭」のように直線に連なっている様子から「橋杭」の名がついたという。
海岸から対岸の紀伊大島にむかって850メートルに渡って連なる奇岩は、海岸が波風に浸食された際に柔らかい堆積岩が削られ、固い火成岩の部分が残って出来上がったものといわれる。かつて、弘法大師と天邪鬼が橋を一晩でかける、という賭をして、弘法大師に負けそうになった天邪鬼が鶏の鳴き声を真似して、夜が明けたと思った弘法大師が立ち去った為、橋の杭の部分のみが残った、という伝説がある。
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橋杭岩(はしくいいわ・はしぐいいわ) DATA
- 場所: 和歌山県東牟婁郡串本町橋杭
- 交通: JR紀勢本線串本駅より古座方面へ徒歩20分、タクシーで5分。
- 駐車場: あり
- 期間: 通年
- 時間: 見学自由
- 休み: 見学自由
- 料金: 見学自由
- 問い合わせ: 0735-62-3171 (串本町観光協会)
- HP: 串本町観光協会