越前大仏
公開日: 2013年1月14日 | 最終更新日 2023年5月24日
越前大仏は、福井県勝山市にある臨済宗妙心寺派の寺院「大師山清大寺」に鎮座する毘盧舎那如来大仏。
地元出身の実業家で、相互タクシーの創業者・多田清によって建立されました。22ヘクタールにおよぶ境内の建物を含む総工費は380億円といわれ、1987年(昭和62年)5月28日に開眼供養となっています。
像高17.0メートルで、奈良の大仏(像高約14.7メートル)をも凌ぐ大きさの大仏本尊は、中国河南省洛陽市郊外の龍門石窟にある龍門奉先寺座像がモデル。別名・出世大仏とも呼ばれています。大仏の両脇に菩薩像と羅漢像、左右および背面の壁には、像高1メートルほどの1281体の仏像が隙間なく並べられてあり壮観です。
境内に立つ五重塔は高さ75メートルで、国内でも最大規模の五重塔であり、鉄筋コンクリート造りとしては最大の五重塔。また、金堂および南大門はそれぞれ奈良の東大寺大仏殿、南大門を模して造られています。
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越前大仏(清大寺) DATA
- 場所: 福井県勝山市片瀬50-1-1
- 交通(公共交通機関で): えちぜん鉄道勝山永平寺線勝山駅下車。勝山駅より京福バスで約10分。またはタクシーで10分
- 駐車場: あり。400台。無料。
- 期間: 通年
- 時間: 8:00~16:30(閉門17:00)(冬季臨時変更あり)
- 休み: 無休(冬期は臨時休あり)
- 料金: 大人500円、小・中・高校生300円(団体15名以上は1割引)
- 問い合わせ: 0779-87-3300