出津教会堂
公開日: 2008年6月22日 | 最終更新日 2024年5月24日
Contents
朝な夕なに響く美しき鐘の音
長崎県長崎市
ド・ロ神父の設計により1882年に完成した教会。西彼半島の町、美しい夕日を望む海岸そばの丘の中腹に建つ。窓枠の水色と、空に向ってすっと伸びる鐘楼の姿が美しい。
平成9年11月7日、2年の歳月をかけた改築工事は完了し、建堂式を迎えた。新しく建て替えをするのに比較して費用も歳月もよりかかったという。独特の低い構造は台風の風から建物を守るためだ。
周りを坂に囲まれた立地、静かにゆっくり足を運ぶ人とすれ違う。かつては2000人近くいた信者の数も過疎化の波にもまれ一時期は随分と減ってしまったが、その後少し歯止めがかかり現在は安定しているという。
近くの坂道を上って行くと海が見える。
その色は聖母の涙のように優しさと憂いを含んだ淡い青色で、どこまでも平らかだった。
出津教会堂の写真
教会をたずねる際のマナー注意点
教会は信者の方達の祈りの場です。見学は自由に行える場所が多いですがマナーを守り、静かに訪問しましょう。
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出津教会堂(しつきょうかいどう) DATA
- 場所: 長崎県長崎市西出津町2633
- 交通: さいかい交通バス「出津」または「出津文化村」バス停下車。
- 駐車場: 有
- 料金: —
- 時間: 6:00~17:00 (事前予約が必要です。ミサ実施時など制限あり)
- 問い合わせ: 0959-25-0012
出津教会
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長崎の教会群とキリスト教関連遺産
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