七ツ滝

七ツ滝

日本海に面した滝

青森県弘前市から津軽半島の先端・竜飛崎のある外ヶ浜町へ至る国道339号線の、氷河期の名残を感じさせるような荒々しくも雄大な景観の広がる場所に、七ツ滝(ななつたき)はある。国道339号線を竜飛崎方向に進むと、「小泊十二景」の一つ「青岩」を過ぎて2km弱、車で2~3分ほどで進行方向右側に現れる。大きさや水量(雨のあとはそれなりに水量も多い)こそそれほど派手ではないが、幾段にもわたって流れ落ちる姿は、周囲の荒涼たる風景に一服の涼を与えてくれるような、優しい清らかさがある。

七ツ滝

緑の下草に覆われ、所々茶けた岩肌を見せる荒々しい地形を可憐に流れ落ちる水。すぐ後ろには日本海。時折、車が通り過ぎていく。風の穏やかな日の曇り空の下、ベンチに座りながら、一人ぼんやりと物思いにふけるのもまた楽しい。

Memo

七つ滝の高さは21メートル。冬の凍結した姿も美しい。竜飛崎は年間平均風速10メートルを超える風の強い地域で、七つ滝のあるエリアも風の強い日が多く、強風にあおられて、滝の水が飛沫となって舞い散る姿も力強く印象的。日本国内には、「日本の滝百選」に選ばれている山形県鶴岡市の「七つ滝」をはじめとして、青森県五所川原の「七つ滝」、茨城県北茨城市の七つ滝、石川県能美市辰口にある七つ滝、三重県南勢町の七つ滝など、複数の「七つ滝」と呼ばれる滝がある。

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七ツ滝

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