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全国商工会連合会、ミラノ万博日本館に出展。ミラノで世界が日本文化・地方文化に熱狂

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日本の中小企業・小規模事業者の育成と発展を支援する経済団体、全国商工会連合会は、イタリア・ミラノで開催中の2015年ミラノ国際博覧会(以下、「ミラノ万博」)内、日本館イベント広場にて、2015年6月19日(金)から6月21日(日)にかけて、日本酒を中心とした日本文化の多様性を体感できるイベント「Feel and Experience the Diversity of Japanese Culture」を開催した。

ミラノ万博最大級の出展数となる、ヨーロッパ初上陸の18蔵元を含む、日本各地から厳選された33蔵元50品種の日本酒や焼酎、果樹酒を、3日間を通じ約1万人のイベント広場来場者に振る舞い、日本酒の味や楽しみ方を発信。

また、日本文化の代表である「SAKE」を楽しんでもらうだけでなく、ヨーロッパを中心に活躍する津軽三味線奏者・大野敬正さん(新潟県出身)による「津軽ロック三味線」、2012年フリースタイルフットボール世界大会(イタリア)にて最年少優勝を果たした徳田耕太郎さん(愛媛県出身)による「忍者フリースタイルフットボール」、日本だけでなく海外でも観客を魅了し、数多くの大会で受賞してきたよさこいチーム・天空しなと屋による「スーパーよさこい」、そして、前述の”SAKE”を来場者と体感する利き酒ショーを実施、味覚だけでなく視覚や聴覚から、日本各地に広がる「日本文化」「伝統芸能」で、会場を大いに沸かせた。

全国商工会連合会石澤会長は、「日本各地の酒が、イタリアでこれほど受け入れられたことを嬉しく思います。日本の地方文化をもっと世界に伝えて、更に地域の経済活性に寄与したいです。」と手ごたえを話す。

イベントに参加したイタリア人女性(40代)は「SAKEにこんなに多くの種類があるとは知りませんでした。イタリア人の多くは『SAKEは一種類しかない』と思っているのではないでしょうか。また、色々な飲み方や食事との合わせ方、楽しみ方を知りました。改めて日本文化に興味を持つ良い機会になりました。」と、様々な日本酒に舌鼓を打ちながら、笑顔でイベントを楽しんでいた。

全国商工会連合会は、6月25日からミラノ市内で開催されるジャパンサローネにも出展、ミラノ万博日本館でのSAKEに対する消費者の反応を基に、シンポジウムや商談会にて、酒造業を根幹事業とした地域経済を支える中小企業・小規模事業者の商品展開力の向上と海外販路開拓の支援を行うという。

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