三国神社
公開日: 2008年8月7日 | 最終更新日 2015年8月10日
写真提供:福井県観光連盟
福井県坂井市に鎮座する三国神社(三國神社)は、地元では「おさんのさん(お山王さん)」と呼ばれて親しまれる神社。創建は927年(延長5年)で、祭神千手観世音・桜谷の地に小さな社を建立したのが始まりといわれる。境内には、樹齢600年といわれる欅をはじめ、杉、松、タブノキなどの木々が生い茂り、荘厳な雰囲気を醸し出す。
主祭神として、大山咋命(おおやまくいのみこと・山王権現)と継体天皇を祀っており、県指定文化財の太刀と立願文、実物大の木造彩色の神馬が安置されている。
楼門としては県内でも最大級の規模を誇る随身門は、正面3間(8.18メートル)、側面2間(4.62メートル)、棟高12.41メートルで、三間一戸桜門形式、入母屋造り、銅板葺の建物。県指定有形文化財。
福井県指定の無形民族文化財にも指定されている例祭の「三国祭」は、北陸三大祭の一つに数えられる祭り。毎年5月に開催され、巨大な武者人形が町の中を練り歩く。
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三国神社(みくにじんじゃ) DATA
- 場所: 福井県坂井市三国町山王6丁目2-80
- 交通(公共交通機関で): JR北陸本線芦原温泉駅下車、京福バス三国町行きで三国神社前下車、約20分。または、JR北陸本線福井駅からえちぜん鉄道三国芦原線乗車、三国神社駅下車徒歩10分。
- 交通(車で): 北陸自動車道金津ICから車で25分。
- 駐車場: あり
- 期間: 通年
- 時間: 境内参拝自由
- 休み: 境内参拝自由
- 料金: 境内参拝自由
- 問い合わせ: 0776-81-2514
- HP: 三国神社