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致道館

藩校 致道館

庄内藩の藩校

江戸時代に創設された藩校の数はおよそ280。その殆どが江戸時代中頃以降に創設されている。会津藩の「日新館」、米沢藩の「興譲館」、水戸藩の「弘道館」、長州藩の「明倫館」、佐賀藩の「弘道館」、熊本藩の「時習館」、薩摩藩(鹿児島藩)の「造士館」などをはじめとした数々の藩校で教育を受けた優秀な人材がやがて時代を大きく動かし、今の日本の礎を築き上げるのである。

致道館

山形県鶴岡市にある「致道館」は、名君の誉れ高い酒井家九代目藩主・忠徳によって1802年に創設された。「士道が乱れ、華美を好み、横暴を極める弊風を刷新する」ために創られた藩校である。教育こそ、乱れを治し、倹約を守り、貞節を弁える志士を作り出すための最善の方法である、との理念である。今もなお往時の雰囲気を残している全国でも有数の藩校だ。

    

致道館
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通常、致道館には数え年で10歳以上の上級武士の子供が入学したが、庶民の子供でも特に成績優秀であれば入学が認められたという。全国の主だった藩校が朱子学を教学とするなかで、致道館においては荻生徂徠(おぎゅうそらい)を提唱者とする徂徠学を教学と定めていたが、こうした、旧来の枠にとらわれずに平等に優秀な頭脳を認めるというやり方は、徂徠の教えにのっとったものであった。

知識つめこみ型ではなく、子供達それぞれの天性を生かした教育の理念。年に何度か実施された進級試験も年齢によらず、各人の才能によっていたという。

   

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東北地方随一といわれるその建築は、歴史的文化的にも非常に価値が高いといわれる。表御門、聖廟、講堂、御入間が現存する。

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