桜海老

富士川河川敷の桜えび干風景

富士川河川敷の桜えび干風景

桜色の絨毯

一年に二回、春と秋になると晴れた日の富士川の河川敷は美しい桜色に染まる。近くの由比港で水揚げされた桜えびが天日に干されるのだ。

国道一号線のバイパスや東名高速道路が出来る以前は由比から蒲原にかけての海岸の砂浜に干されていた桜えびは、現在はこの富士川の河口近くの河川敷に干されている。個体数を保護するため産卵繁殖期にあたる時期の桜えびは禁漁だが、毎年4月と11月に漁が解禁になり、富士川河川敷も桜色に染まるのである。

桜えび干風景

黒い網の上に重ならないように撒き広げられた桜えびたちは、1億5千万km彼方からやってくる光を体中に浴びて、その色を淡く変えてゆく。色が変わるほどに、旨みは凝縮され、ぱらぱらの小さな体の中にぱりっとした美味しさを含んだ、お好み焼きや富士宮焼きソバにアクセントを加味する重要な食材となるのである。

桜えび干風景
桜えび干風景
桜えび干風景
桜えび干風景
桜えび干風景桜えび干風景桜えび干風景

干す作業は大抵午前中に行われる。昼時になると、数人で網の縁を持ち、揺さぶりながら干し終わった桜えびを真ん中に集めてゆく。

干された桜えびは袋詰めにされて「干し桜えび」として売られるほか、様々な加工を施され全国に出荷される。

桜えび塩
桜えび塩

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