松陰神社 子供と猫
公開日: 2015年7月12日 | 最終更新日 2022年10月14日
幕末の武士であり、思想家、そして、松下村塾で高杉晋作、伊藤博文、久坂玄瑞、山縣有朋といった錚々たる人材を輩出した教育家であった吉田松陰。その松陰を祀っている萩の松陰神社は、松陰が安政の大獄でわずか30歳(満29歳)で没した後、30年を経て1890年(明治23年)に、松陰の兄・杉民治が邸内に小さな祠を建て、松陰愛用の硯と松陰の書簡を祀ったのがその始まりの神社。明治40年には、松下村塾出身の伊藤博文らが中心となり、萩城内にあった宮崎八幡の拝殿を移築、県社となっている。
境内には、松下村塾や松陰幽囚の旧宅、吉田松陰歴史館なども点在しており、緑豊かで心地よい空気に満ちており、参拝、見学のみならず、ただゆっくりと時を過ごすのに、とてもいい場所だ。
そんな松陰神社の入り口そばにある駐車場で出会った風景。
水泳の授業があったのだろう、プールのバッグを持ち、ランドセルを背負った小学生と、シャム猫の交流がほほえましい。