公開日: 2015年2月13日 | 最終更新日 2019年12月7日
氷点下9度の凍てつくような寒さの中、それをものともせずに餌を食べる「道産子(どさんこ)」。
蒙古馬をその起源とするいう「道産子」は、北海道和種とも呼ばれる北海道在来馬。サラブレッドなどに比べて小柄で、どちらかというとずんぐりむっくりな愛嬌のある姿をしているが、粗食に耐え、体力がある上に丈夫で、北海道開拓にも大いに貢献した。
今のように重機などもない時代、この「道産子」がいたおかげで、どれだけ開拓がはかどったことだろう。現在も輓馬として農耕などに活躍するほか、乗用馬としても用いられている。
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