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福知山城

福知山城

明智光秀の築いた城

京都府福知山市。栗や黒豆で名高い京都府北部丹波地方に位置する人口8万人ほどの都市だ。古くから、山陰道と京都を結ぶ要衝として栄えてきた。縄文時代の始め頃、既に人が住んでいた事を示す品々も出土している地でもある。

その福知山の町並みを見下ろすように建っているのが、福知山城。毛利勢の支配していた中国地方の征伐を織田信長に命じられた明智光秀が、この地の武将・塩見信房を倒しその居城であった横山城を大改築して築いた城だ。東西に流れる由良川と北側を流れる土師川が城の天然の堀となり、三方を断崖に囲まれた縄張りは堅牢なもの。標高40メートルの台地に築かれた城からは、福知山盆地一体を見渡す事が出来る。明智光秀は治水工事を行い、税負担を軽くするなど善政を敷き、城下の民にも慕われていたというが、ご存知の様に、本能寺の変で信長を倒した後、山崎の戦いで破れ、落ち延びる途中に暗殺される。福知山城在城期間は僅かに三年だった。1600年(慶長5年)、福知山城に入城した有馬豊氏によって城郭や町並みがさらに整備され、福知山は江戸末期まで城下町として栄えることになる。1864年(元治元年)には町人3500人、家980軒を数えた。1871年(明治4年)、福知山城は廃城となり、建物は民間に払い下げられた。現在の天守小天守は1985年(昭和60年)に復元されたもの。内部は資料館になっていて、刀、鎧兜などの他、出土した銅銭などが展示されている。

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福知山城

転用石と呼ばれる、元は五輪塔(仏塔)などであった石を石垣用の石に転用したもの。

福知山城
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「豊磐井」(とよいわのい)

深さ50メートル(城郭内の井戸としては日本一の深さ)、海面下7メートルに達する井戸。

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天守閣前に移築された銅門脇番所。かつては二の丸の登城路付近にあった。

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夜の福知山城

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