肉じゃがのオリジナルレシピ!? 東郷神社 再建50周年記念「原宿 東郷記念館」で『東郷肉じゃがチャリティ』初開催
公開日: 2014年11月1日 | 最終更新日 2022年10月17日
東郷肉じゃが
~ 勝利の神・東郷平八郎元帥直伝レシピで元祖「肉じゃが」復活 ~
2014年11月11日(火)、「原宿 東郷記念館」にて『東郷肉じゃがチャリティ』を開催。
日本の国民食であり、日本食の一つとして海外にも知られている「肉じゃが」は、東郷平八郎元帥が海軍士官として留学していたイギリス・ポーツマスで食べた「ビーフシチュー」の味が忘れられず、日本へ帰国後、艦上食として作らせたのが始まりという説がある。
東郷神社と「原宿 東郷記念館」では、東郷神社社殿が再建(1964年)されてから今年で50年目となる節目の年を記念して、元祖・肉じゃがを11月11日に『東郷肉じゃが』として復活させることになった。当時は海軍の栄養食としての役割も果たしていたといわれる「肉じゃが」。現在の家庭の味とは一味違ったオリジナルの味を楽しむことができる。
11月11日に開催する『東郷肉じゃがチャリティ』では、東郷神社再建の際に奉賛会が結成されるなど、地元の人々をはじめとする多くの人の力添えへの感謝の気持ちを込め、東郷にちなんだ105円(トウ・ゴ)にて来館者に『東郷肉じゃが』が提供される。さらに当日の売上金全額は、社会貢献を目指す取り組みとして、公益財団法人 日本障がい者スポーツ協会の募金口「日本パラリンピック募金」に寄付される。
11月11日は世界平和記念日であると共に、勝利の神・東郷神社にふさわしい「1位」並びの日でもある。東郷神社は「勝利の神」として広く知られており、多くのスポーツ選手、チームはもちろんのこと、受験に勝ちたい、就活に勝ちたい、恋愛に勝ちたいという方々にも広く参拝されている。東郷平八郎元帥に宿る「勝利の力」とともに、世界の舞台で活躍する障がい者アスリートの役に立てればとのこと。
また、チャリティ賛同への感謝と、「肉じゃが」によって繋がれた「ご縁」を忘れないようにという願いを込めて、110円支払えば「五円勝守」がお釣りとして渡される。
五円勝守
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東郷肉じゃがチャリティ DATA
- 開催日時: 2014年11月11日(火) 11時から15時 (※品切れ次第終了)
- 開催場所: 「原宿 東郷記念館」(東京都渋谷区神宮前1-5-3)
- 交通(公共交通機関で): JR山手線「原宿駅」竹下口より徒歩3分。東京メトロ(千代田線・副都心線)「明治神宮前(原宿)駅」5番出口より徒歩3分。
- 料金: 105円。(+5円勝守 110円)
- 問い合わせ: 10:00~19:00(平日)/9:00~20:00(土、日、祝) TEL 03-3403-1431
- HP: 原宿 東郷記念館
【『東郷肉じゃが』について】
東郷平八郎元帥の指示のもと、当時の海軍の料理長にビーフシチューを作らせたのがきっかけと言われている。その当時、日本ではワインやバターが無かったため、砂糖、醤油、胡麻油で代用して作られた料理はビーフシチューとは異なるものであったが、当時は「甘煮」という名前で呼ばれ親しまれ、ビタミン不足による脚気、壊血病という病で苦しんでいた海軍水兵たちの栄養食として非常に重宝されたという。
この度、「原宿 東郷記念館」では当時の海軍厨業管理教科書に掲載されているレシピに則り、東郷平八郎元帥出身地、鹿児島秘伝の調味料などを使用し、アレンジした『東郷肉じゃが』を完成させた。素朴さの中に繊細な日本食の技を取り入れた肉じゃがを『東郷肉じゃがチャリティ』で賞味できる。
この『東郷肉じゃが』は、チャリティ後も「原宿 東郷記念館」が毎週水曜日に実施しているカレーランチのサイドメニューとして提供される予定。