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とちぎ秋まつり 2014  2014年11月14日(金)、15日(土)、16日(日) 栃木

とちぎ秋まつり

2014年11月14日(金)、15日(土)、16日(日)、栃木県栃木市の蔵の街大通り周辺で、「とちぎ秋まつり2014」が開催される。

「朱塗りに金箔の竜の彫刻」や「白地の羅紗に朱雀・青竜・白虎・玄武の四神の刺繍」など、花や鳥、龍、鳳凰などをモチーフに彫刻や刺繍が施され、豪華絢爛に彩られた高さ7メートルを越える巨大な人形山車が町内を練り歩く。夜には、提灯に照らし出された山車とお囃子が幻想的な美しさを醸し出す。複数の山車が向き合ってお囃子を競い合う「ぶっつけ」は祭りの一番の見どころだ。

菊花大会やお神楽、「巴波川(うずまがわ)~蔵の街遊覧船の舟行~」、飲食物の販売や、福祉団体によるバザーなども行われる。夜には、巴波川が約3万個の発光ダイオード(LED)でライトアップされ、美しい幻想的な景観に。また、うずま公園(瀬戸河原公園隣)の大きなクリスマスツリーは一見の価値あり。

お神楽

市内各地域の神楽保存会によるお神楽を披露。
15日(土) 10:00 ~ 12:00 横堀神楽保存会(大平) 13:00 ~ 15:00 大沢田太々神楽(西方)
16日(日) 10:00 ~ 12:00 大神神社神楽保存会(栃木) 13:00 ~ 15:00 鷲宮太々神楽保存会(都賀)

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とちぎ秋まつりの由来

1874年(明治7年)に県庁構内で行われた神武祭典の際に最初に山車が誕生したといい、「山王祭出御の静御前の山車」を東京・日本橋から、「諫鼓鶏の山車」を宇都宮から、買い入れて参加したのが始まり。これを機に人々の山車への関心が高まり、各町とも大工や人形師に山車を作らせる動きが活発となったという。

1893年(明治26年)に、栃木県最初の商業会議所が開設認可された際に行われた祝典では、万町一、二、三丁目が三国志の人形を東京日本橋本石町に住む人形師に、倭町二丁目は神武天皇の人形を乗せた山車を新調して参加。新旧6台が競演し、町をあげての賑わいとなった。1906年(明治39年)の神明宮・招魂社祭典では、室町が桃太郎の山車で参加し、今のような形が出来上がった。現在、隔年で開催されており、次回の開催は2年後の2016年となる。

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