赤川花火大会
公開日: 2008年8月22日 | 最終更新日 2015年7月29日
夜空に咲く大輪の花
山形県鶴岡市 「赤川花火大会」
星花や 風と夜空に 消えにけり
山形県鶴岡市。山形県南部の日本海側に位置する人口13万人ほどの都市だ。米どころとして全国にその名の轟く「庄内地方」にあって酒田市と共に、地域一帯の中心的な都市。最上川や赤川と豊富な雪解け水に育まれた肥沃な土地で江戸時代から盛んに行われてきた米作りのほか、人気の枝豆ブランド「だだちゃ豆」の産地としても知られる。また山岳信仰の山として有名な出羽三山への拠点ともなる場所で、古くから修験者や参拝客が集まり、現在もなお多くの参拝客や観光客を集めている。近年ではアカデミー賞外国語映画賞受賞作品「おくりびと」や、「たそがれ清兵衛」、「蝉しぐれ」、「武士の一分」などが撮影された地としても知られる場所だ。
その鶴岡市を流れる赤川の土手で開催されるのが庄内地方の夏の風物詩とも言われる「赤川花火大会」。全国の花火師がその技と心意気を競い合う「全国デザイン花火競技大会」でもあるこの花火大会は、新作の花火も数多く見ることができる大会として人気。
幅2キロに渡る打ち上げ場所から次々に打ち上げられる様々な花火。時には上空幅1キロにも及ぶワイドスケールな花火で観客を魅了する。
北の夜空に次々と咲く美しい花々。目新しいデザインや色。川面を渡ってきた心地よい風に吹かれながら、ほろ酔い気分で、全国でも五指に入るとも言われる花火大会を堪能、次々に上がる美しい花火の数々に酔いしれたい。都会では中々味わう事のできない広々とした心持ち、伸びやかな感覚で見ることが出来る花火大会だ。「全国の花火50選」にも選ばれている。
赤川花火大会
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赤川花火大会 (あかがわはなびたいかい) DATA
- 場所:山形県鶴岡市赤川河川敷(羽黒橋~三川橋)
- 交通(公共交通機関で): JR羽越本線鶴岡駅より徒歩15分。/ 庄内空港よりリムジンバス鶴岡行き約40分、JR鶴岡駅から徒歩15分。/ またはJR鶴岡駅から庄内交通臨時バス花火会場行きで約10分
- 交通(車で): 山形自動車道鶴岡ICより県道47号経由、車で約15分
- 開催日:8月15日
- 荒天の場合雨天決行
- 打ち上げ数:14000
- 人出40万人(2010年度)
- 時間:18:45~21:15
- 駐車場: 周辺の臨時有料駐車場
- 交通規制: あり/20時30分~22時、羽黒橋交通規制
- 問い合わせ: 赤川花火大会実行委員会 0235-28-1873
- HP: 「赤川花火記念大会」公式サイト
鶴岡市
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花火
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