川島城
公開日: 2013年9月21日 | 最終更新日 2015年6月25日
阿波九城の一つ
川島城は、1585年(天正13年)に阿波国の初代藩主となった蜂須賀家政が、藩内の重要な場所に造らせた9つの城「阿波九城」の一つ。元々は、安土桃山時代に三好氏の家臣であった川島兵衛之進(かわしまひょうえのしん)が居城としていたところで、築城は1572年(元亀3年)と目されている。その後、蜂須賀氏が、家臣・林能勝(道感)に兵300と共に城を守らせ、阿波の西の抑えとしたという。
しかし、1615年(元和元年)に一国一城令が幕府から出され、1638年(寛永15年)に城は廃城となった。
現在、二の丸跡に建つ模擬天守閣は、観光用に1981年(昭和56年)に建てられたもの。内部には展望所、ギャラリー、資料展示室、和室などがある。周辺には桜が植えられており、春には城と桜のある風景が見られる。
川島神社
関連ページ:川島神社
Memo
阿波九城は次の9つの城。一宮城、撫養城、西条城、川島城、大西城、海部城、牛岐城、脇城、仁宇城。
Japan web magazine’s recommend
川島城(かわしまじょう) DATA
- 場所: 徳島県吉野川市川島町川島城山136-1
- 交通(公共交通機関で): JR徳島線阿波川島駅から徒歩10分。
- 交通(車で): 徳島自動車道土成ICから車で15分。
- 駐車場: あり
- 期間: 通年
- 時間: 9:00~17:00
- 休み: 月曜(祝日の場合は翌日休)
- 料金: 無料
- 問い合わせ: 0883-25-4666
川島城
+-で地図を拡大縮小