余部鉄橋

余部鉄橋
余部鉄橋

鉄道のある風景「余部鉄橋」

それは
中空を飛んでいく感覚
ふわり宙に浮いて
宇宙へと飛んでいく
星を目指して
夢の世界を目指して

「フルスクリーンで見る余部鉄橋の魅力」は こちらから

空へ

国道178号線を海岸沿いに走っていると、それは突然視界に飛び込んでくる。空に向って組まれた赤色の巨大なやぐら。その上に直線が一筋横たわる。まるで空に浮かんだ架け橋のように、山と山の間を結ぶ橋梁。自然豊かな地に突如現れる巨大な人工物。

往年のアニメファンなら、宇宙へと飛び出していく銀河列車を思い出すかもしれない。それははるかに空高く浮かんでいる。その上を行く列車は今にも中空へと飛びだしていくようだ。

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「余部橋梁」

1909年(明治42年)12月に着工、空前の難工事を乗り越え、1912年(明治45年)3月1日に開通した。長さ310.59メートル、高さ41.45メートルの鉄橋。橋脚11基、23連の鉄桁を持つ。正式名称「余部橋梁」・・・余部鉄橋(餘部鉄橋)は日本最大のトレッスル橋として多くの鉄道ファンを惹きつけて来た。総工費は当時の金額で331,535円。のべ25万人の作業員が動員された。あまりの難工事に作業員には2万円もの保険がかけられたという。現在の金額にして2億円ほどだろうか。

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波の音を聞きながら、海の向こうに横たわる鉄橋を眺めていると、人の力の集合の凄さに思い至る。人が一人で出来ることは限られている。橋脚のほんの一部さえも作ることは出来ないだろう。しかし、何十、何百、何千人の知恵と知識と力が合わさった時、人は壮大なものを作り上げる。巨大なものを作り上げてしまう。それは時に諸刃の剣になる危険性を帯びていたとしてもやはり素晴らしいことなのかもしれない。その方向さえ間違わなければ。

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列車は走っていく
トンネルを抜けて
眼前に広がる眩しさの中へ

列車は走っていく
海を見下ろし
風を感じ
そして向かいの緑の山へと
人々の今日を乗せて
人々の夢を乗せて

余部鉄橋 余部鉄橋 余部鉄橋 余部鉄橋

老朽化激しい余部鉄橋は2003年にPCラーメン橋への架け替えが決定。現在工事が進められている。その比類なき巨大な橋梁と海と山の美しいコントラストの消失を惜しむ声は高いが、現状維持は保全費用や安全面などから難しいという。

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余部鉄橋

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