奈良県

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奈良県の神社

春日大社

春日大社は、同じく世界遺産にも登録されているおよそ250haという広大な面積を誇る手付かずの原生林「春日山原始林」を背景に鎮座する神社だ。都(みやこ)がこの地奈良に遷都された710年、藤原氏の長・藤原不比等が藤原氏の氏神を春日の山(御蓋山・三笠山)に祀った事がその始まりという。主祭神は藤原氏の守護神・武甕槌命、経津主命、天児屋根命(藤原氏の祖神)、比売神(天児屋根命の妻)の4柱。1998年(平成10年)、「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録された。

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玉置神社

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大神神社

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狭井神社

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久延彦神社

三輪山の麓、大神神社にほど近い場所に鎮座する久延彦神社は、久延毘古命(くえびこのみこと)を祀る神社。大神神社の末社だ。久延毘古命は「古事記」に、山田のそほど(かかしの古名)として現れ、「足はあるかねど、天下の事を、尽(ことごと)に知れる神」と記されている神で、古くから知恵の神として信仰されてきた。

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石上神宮

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丹生川上神社下社

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天河大弁財天社

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宇太水分神社

水の守り神として知られる宇太水分神社(うだみくまりじんじゃ)は宇陀市菟田野古市場にある神社だ。創建は崇神天皇の時代と伝えられ、主祭神として天水分神、速秋津比古神、国水分神を祀っている。同じ形をした春日造の三棟の本殿は、棟木に1320年(元応2年)の墨書があり、隅木入春日造で建立年代の明らかなものとしては日本最古のものと言われている。

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惣社水分神社

鳳輦(ほうれん)神輿と呼ばれる今から600年程前の南北朝の頃に建造された神輿があり、国の重要文化財に指定されている。秋まつり(10月21日)の「御渡り」には、この神輿を中心に時代行列が整えられ、宇太水分神社へと渡る。典雅で古式ゆかしい祭礼の行列が粛々と続く情景は趣があり、近在屈指の祭りとの誉れ高い。

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談山神社

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飛鳥坐神社(あすかにいますじんじゃ / あすかにますじんじゃ)

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吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ)

吉野の中奥、車一台がようやく通れるほどの幅員の道をゆっくり進むと道が大きく右に折れる場所に、古式ゆかしい楼門が印象的な神社が姿を見せる。それが、都祁水分神社、葛城水分神社、宇太水分神社と共に「大和国四所水分社」の一つとして古くから信仰されてきた「吉野水分神社」だ。

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金峯神社(きんぷじんじゃ)

吉野の最奥、奥千本の深奥にひっそりと佇む古社「金峯神社」。通称・金精明神とも呼ばれるこの金峯神社は、子守明神(吉野水分神社)、芝明神(八大竜王社)、勝手明神(吉野山口神社)、井光明神(井光神社八幡宮)、威徳天満宮、幣掛神社、牛頭天王社(廃絶)と共に吉野八社明神として知られる神社で、古くから広く崇敬を集めてきた古式ゆかしい神社だ。主祭神は吉野山の地主神、金山毘古命。

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吉水神社

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奈良県の寺院

法隆寺

金堂、五重塔を中心とする西院伽藍と、夢殿を中心とする東院伽藍からなる法隆寺は、斑鳩町にある寺院。創建は607年(推古15年)。別名「斑鳩寺」。一度焼失後再建されたという説と非再建説があるが、築1300年以上といわれる、現存する木造建築物の中では世界最古の建築物だ。1993年に「法隆寺地域の仏教建造物」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。

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飛鳥寺

飛鳥大仏

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岡寺

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東大寺

「奈良の大仏」として知られる日本最大の大仏が鎮座する東大寺は、聖武天皇が国の平安を祈って日本中に建立させた「国分寺」「国分尼寺」の中心的役割を担う「総国分寺」として建立された寺。大仏の鎮座する金堂(大仏殿)は、大仏の鋳造が始まった年に建築が始まり、751年(天平勝宝3年)に竣工した。建築には畿内は勿論、北陸地方、中国地方、遠くは九州からも運ばれてきた、縦横1尺(約30cm)、長さ13尺(約3m90cm)の木材が実に2万7000本以上も使用されたという。大仏殿はその後二度焼失、現在の建物は江戸時代、1691年(元禄4年)に完成、1709年(宝永6年)に落慶法要(寺院などの完成を祝う法要)が行われたものだ。建物の高さと奥行きは創建当時とほぼ同じだが、幅は創建当時(約86m)の約3分の2に。現在の大仏殿は正面の幅57m、奥行き50m、高さ47m。

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奈良の大仏

正式名称は盧舎那仏像。像の高さ約14.7メートルで日本最大の大仏。施無畏与願印(せむいよがんいん)と呼ばれる施無畏印と与願印を組み合わせた印を結んでいる。手の平を正面に向ける施無畏印は「畏れる必要はない」という意味合い、与願印は相手に何かを与える仕草を模したもので読んで字のごとく「願いをかなえよう」という意味合いを持つ。

興福寺

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元興寺(がんごうじ)

かつて東大寺や興福寺と並ぶ大寺院として栄え、南都七大寺の1つに数えられる寺院「元興寺」は蘇我馬子によって飛鳥時代に建てられた日本最初の本格的な仏教寺院「法興寺」をその起こりとする寺だ。創建は593年。本堂及び禅堂の屋根に使われている瓦は飛鳥時代の瓦で日本最古のもの。2010年には「年輪年代法」により、禅室の木材の一部が建材としては世界最古の西暦586年以降、10年から20年ほどの間(飛鳥時代初期)のものであることが判明(建材としては法隆寺の心柱の木材よりも古い)。1998年(平成10年)12月には、「古都奈良の文化財」の一部として世界遺産にも登録されている。

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唐招提寺

唐招提寺は、奈良時代、数次にわたる渡航の試みの末、6度目にしてようやく来日を果たした唐の高僧鑑真の私寺として始まった寺。南都六宗の一つ律宗の総本山。国宝である御影堂の鑑真和上像は、国内最古の肖像彫刻といわれ、境内には金堂、講堂、鼓楼、経蔵、宝蔵、乾漆盧舎那仏坐像、木心乾漆千手観音立像、木心乾漆薬師如来立像、木造梵天、帝釈天 立像、木造四天王立像、舎利容器といった国宝がある。そのほか建造物や絵画、彫刻、工芸品、書籍、古文書など多数が重要文化財に指定されている。

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薬師寺

薬師寺

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長谷寺

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金峯山寺(きんぷせんじ)

金峯山寺二王門

金峯山寺銅鳥居

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奈良県の城

高取城跡

高取城は1332年(元弘2年)、土地の豪族であり南朝方に与していた越智邦澄が築城したのがその始まり。戦国時代までは本城であった貝吹山城の支城であったが、戦国期に本城となったと推測されている。その後、織田信長の一国破城(一国一城令)により、大和国内の城は郡山城一城と定められ、高取城は1580年(天正8年)に一旦は廃城となった。が、本能寺の変後の1584年(天正12年)、大和郡山城を居城とする筒井順慶により建て直され、16世紀末~17世紀初頭頃、豊臣秀長(豊臣秀吉の異父弟)の家臣、本多氏により近世城郭として完成する。

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奈良県の古い町並み・名所・旧跡・歴史観光スポット

平城京

平城京

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重要文化財「片岡家」

宇陀市の中心部から車で25分ほど走った場所にある立派な萱葺き屋根の家。片岡家は江戸時代初期頃より代々、近郊の九ヶ村を束ねてきた大庄屋の家柄で、主に年貢の割付や情報伝達などの諸事を担っていたという。

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谷瀬の吊橋(たにぜのつりばし)

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石の舞台

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吉野

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奈良の食べ物

奈良の郷土料理 / 奈良のグルメ

三輪素麺

柿なます

奈良漬け

柚子香鮎すし

大和焼きそうめん

葛きり

柿の葉寿司

柿の葉寿司は、酢飯の上にさばやサケの切り身を乗せ、奈良大和・吉野地方の特産でもある柿の葉で包んだ寿司。伝統的に夏から秋にかけてのお祭りの際に作られ食べられてきた御馳走で、奈良の代表的な郷土の味覚の一つだ。

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葛餅

奈良の風景