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夏の富士山と河口湖とラベンダーの絶景

河口湖ハーブフェスティバル

河口湖と富士山とラベンダー

春の桜や秋の紅葉と富士山の風景で有名な富士五湖の一つ「河口湖」。富士五湖の中では2番目に大きなこの河口湖は、湖畔にホテルや旅館、民宿が立ち並び、飲食店や土産物店なども点在、ブラックバスやヘラブナなどの釣りや、ボートやジェットスキー、ウェイクボードなどの水上スポーツも楽しめる湖としても知られますが、河口湖の北側湖畔にある「大石公園」では、夏になるとラベンダーが咲き乱れ、天気が良ければ富士山と湖とラベンダーの美しい絶景を見ることが出来ます。

6月下旬から~7月中旬のラベンダーが美しく咲く時期に合わせて、「大石公園」と河口湖の南側湖畔にある「八木崎公園」では「河口湖ハーブフェスティバル」も毎年開催されています。

今日はそんな「河口湖と富士山とラベンダーの絶景」をお届けしましょう。

河口湖ハーブフェスティバル

「河口湖ハーブフェスティバル」とは?

「河口湖ハーブフェスティバル」は「大石公園」と「八木崎公園」の二か所で開催されるイベント。会場となる大石公園の約3000株のラベンダーと、八木崎公園の約4000株のラベンダーのほか、数十種類に及ぶ様々な花々が美しく咲く様子を堪能することができます。特に大石公園からは、河口湖と、その向こうに(天気が良くて雲の状態などの条件もよければ)富士山が見え、ラベンダーやほかの花々との共演を楽しむことができるのです。イベントの期間中は、特設ステージでは地元の有志などによる歌やフラダンスなどの踊り等も披露され、ハーブ関連の食品やグッズのほか、河口湖や周辺地域の物産などを売る屋台(特設テントや移動販売車)なども出て、期間中の休日ともなると沢山の人で賑わいます。(編集部注:2023年度の「河口湖ハーブフェスティバル」は7月17日で終了しています。)

大石公園から見る富士山と河口湖とラベンダー大石公園から見る富士山と河口湖とラベンダーやハーブなどの花々

河口湖のラベンダーの見ごろは?

河口湖のラベンダーは、毎年6月中旬~7月中旬頃にかけてが見頃となります。富士河口湖町の観光サイトによると、富士河口湖町全体で約10万本のラベンダーがあるとか。「河口湖ハーブフェスティバル」のイベントは、ラベンダーの開花時期に合わせて行われますが、ラベンダーには早咲きと遅咲きの種類があり、(天候などにも左右されますが)年によっては「河口湖ハーブフェスティバル」が始まる前や終了した後もラベンダーの花を楽しめる可能性も大いにあります。仕事や休みの関係で「河口湖ハーブフェスティバル」の期間中に間に合わなくても、河口湖に出かけてみれば「大石公園」や「八木崎公園」を中心に、色鮮やかな青紫色のラベンダーの姿や香りを楽しめるかもしれません。

ラベンダーと富士山

「河口湖」からは晴れていれば必ず富士山は見える?

富士山周辺にお住まいの方はよくご存じですが、実は富士山はいくら天気が良くても雲の状態によっては、例え(富士山との距離が近い)麓の町からでも一日中その姿が見えないこともあるのです。特に天候が変わりやすい夏場は空が晴れていても、富士山にだけ雲がかかってその姿が見えないこともしばしば。朝には綺麗に見えていた富士山が、10時過ぎには雲がかかり、後は全然見えなかった、なんてこともままあるのです。(筆者も以前は富士山周辺の人はいつも富士山を目にしていると思っていたのですが、毎年夏と冬に定期的に富士山の麓に滞在するようになって知りました。富士市役所の観測記録では6月~8月の「富士山が全く見えなかった日数」の割合は7割前後、年によっては8割以上となっています。)

そんな事実を知っていると、一年のうち100日前後限定の頂上に雪を抱いていない「夏の富士山」と、「ラベンダー」と「河口湖」の絶景をもし目にすることが出来れば、それはちょっと特別な体験ということがわかります。その美しさは特に記憶に残るものになるでしょう。

ラベンダーと河口湖と富士山の姿を同時に撮りたい!

ラベンダーと河口湖と富士山大石公園から見る河口湖と富士山とラベンダー

ラベンダーと共に、河口湖と富士山の姿を同時に観たり、写真に撮りたいのであれば、河口湖の北側がおすすめです。

河口湖の南側に位置する「八木崎公園」も、2016年~2018年にかけて整備されて富士山の眺望もよくなり芝生広場などから見る富士山は圧巻ですが、位置的に河口湖と富士山を同時に見ることは出来ないのです。ですが、ラベンダー畑はとても美しく、また紫陽花(アジサイ)が美しいことでも知られる場所なのでタイミングが良ければ2つの花を同時に楽しむこともできます。

ラベンダーや富士山もいいけどグルメもね!

富士山やラベンダーの絶景ももちろん見たいけど、やっぱり食も大事!という食いしん坊でグルメな人には、大石公園にある「ブルーベリーの里 河口湖自然生活館」内の「Oishi Park Café (オオイシパークカフェ)」のソフトクリームやフルーツサンド、クラッシュゼリーもおすすめ。ソフトクリームは、ラベンダー味はもちろん、山梨名産の桃やすもも、巨峰、シャインマスカト、ブルーベリー、バラ、バニラなどのテイストのほか、「巨峰とシャインマスカット」のミックスや「桃とすもも」のミックスなどもあり、色々なバリエーションが楽しめます。隣接している1階の「富士山の見えるカフェ」ではコーヒーが、2階の「KITCHEN FUJIYAMA VIEW(キッチンフジヤマビュー)」ではカレーやラーメン、おでん、カレーパンなども楽しめます。2階は眺めが良く、爽快感抜群。富士山と河口湖が一望できる絶景パノラマビューをぜひ楽しんでくださいね。

ラベンダーと富士山とソフトクリームOishi Park Caféのソフトクリーム(巨峰とシャインマスカット)

そのほか、周辺には江戸時代からの伝統的な郷土料理である「吉田のうどん」を提供するお店が幾つも点在しています。コシが強くてしっかりとした歯ごたえと、煮干しの出汁が効いた、どこか懐かしいような味わいもある「吉田のうどん」もぜひ味わってみてくださいね。

吉田のうどん吉田のうどん 「くらよし」

「ラベンダーと富士山と河口湖」 詳細情報とアクセス・マップ

大石公園

大石公園の地図

八木崎公園

八木崎公園の地図

吉田のうどん 「くらよし」

地図

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吉田のうどん

Japan Web Magazine 編集部

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