音止の滝
曽我兄弟ゆかりの滝
富士川の支流・芝川にかかる落差25メートルの滝。白糸の滝から徒歩で5分ほどの場所にある。たおやかで美しい白糸の滝とは対照的に、雄々しい迫力のある滝だ。付近には日本三大仇討ちの一つ「曽我物語」で知られる曽我兄弟が隠れたといわれる隠れ岩や、その曽我兄弟に討たれた工藤祐経の墓がある。
滝の名前の由来
源頼朝の富士の巻狩りの際、父の仇である工藤祐経を討とうと計画を話し合う曾我兄弟は、互いの声が滝の轟音にかき消されて聞こえないために嘆き、神に念じた。すると二人の思いが通じたのか、話合いの間だけ、滝の音は止まったという。この伝説が、音止の滝の名前の由来だ。
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音止の滝(おとどめのたき) DATA
- 場所: 静岡県富士宮市原上井出
- 交通(公共機関で):JR身延線富士宮駅から富士急静岡バス白糸の滝行きで30分、終点下車、徒歩5分
- 交通(車で):東名富士ICから車で西富士道路、国道139号を経由、上井出ICを下り約5分(東名富士ICから約40分)
- 駐車場: 有(市営普通車1日300円)
- 問い合わせ: 0544-27-5240
音止の滝
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