阿波神社
公開日: 2012年1月9日 | 最終更新日 2015年6月25日
静寂の中に佇む神社
徳島県鳴門市大麻町にある阿波神社は、1221年(承久3年)に勃発した承久の乱の後、同年に土佐へ、さらに1223年(貞応2年)に阿波に移り約9年滞在の後、1231年(寛喜3年)にこの地で崩御した土御門天皇を御祭神として祀っている神社。撫養街道に面した一画に土御門天皇火葬塚があり、そのすぐそばに参道がある。1940年(昭和15年)に紀元二千六百年記念行事として、それまでの丸山神社から社名を阿波神社に改め、造営を開始、延べ7万人の勤労奉仕によって1943年(昭和18年)に竣工したという立派な本殿が、よく整備された境内に建つ。温情深く、争い事を好まず、人の喜び悲しみを理解し、歌を愛したという土御門天皇の面影が残るかのように、実に穏やかで落ち着いた佇まいの神社だ。
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阿波神社(あわじんじゃ) DATA
- 場所: 徳島県鳴門市大麻町池谷
- 交通(公共交通機関で): JR高徳線池谷駅下車より徒歩約10分。
- 交通(車で): 鳴門ICから5km、約10分。
- 駐車場: あり
- 期間: 通年
- 時間: 境内自由
- 休み: 境内自由
- 問い合わせ: 088-689-0024
阿波神社
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