法幢寺
公開日: 2012年4月11日 | 最終更新日 2022年10月14日
埼玉県志木市にある法幢寺は真言宗智山派の寺院。正式名称を「地王山 地蔵院 寶幢寺」という。創建年代は不詳で、1334年(建武元年)とも天正年間(1573年~1592年)ともいわれている。ご本尊として、大日如来を守り、子供の健康や学業成就、家内安全、交通安全等に御利益があるという。
広々とした境内に、本堂をはじめ文殊堂、長屋門、山門、鐘楼などが建ち、境内の片隅にはカッパ像も立っている。このカッパの像は、1809年(文化6年)に刊行された『寓意草(ぐういそう)』や、1914年(大正3年)の柳田國男の『増補 山島民譚集』で紹介され、一躍全国的にも有名となった「中野村法幢寺」の伝説「和尚と河童」の話を後世に伝えるために、中野村の有志が建てたものだ。
桜の名所として知られ、満開の花を咲かせる枝垂れ桜とその下に並ぶ石仏の姿は、春の風物詩となっている。
境内の片隅に立つ河童の像
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法幢寺(ほうどうじ) DATA
- 場所: 埼玉県志木市柏町1-10-22
- 交通(公共交通機関で): 東武東上線志木駅東口から東武バス・志24 新座車庫行きで「登記所前バス停」下車、徒歩約3分。
- 交通(車で): 関越自動車道「所沢IC」より15分。東京外環自走車道「和光北IC」より20分。
- 駐車場: あり
- 期間: 通年
- 時間: —
- 休み: 無休
- 料金: 境内参拝自由
- 問い合わせ: 048-471-0064