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御香宮神社 神幸祭 2014/10/4(土)~12(日) 京都

 京都府京都市伏見区にある御香宮神社で2014/10/4(土)~10/12(日) の日程で神幸祭が執り行われる。

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 地元の人々には「ごこんさん」とも呼ばれ親しまれている御香宮神社の神幸祭は、毎年10月に行われる祭礼。かつての伏見九郷の総鎮守の祭礼であり「伏見祭」とも呼ばれる、今も洛南随一の大祭として知られている祭りだ。

 祭礼は、ちびっこ相撲大会や花傘総参宮、神賑奉納行事などが斎行される初日の「オイデマツリ」からはじまり、中一日の休みを挟み、9日間にわたって続く。祭礼期間中は境内の能舞台で奉納行事として、尺八や箏の演奏、詩吟、雌雄獅子母衣付け、厄除け行事等が行われ、8日目には花傘総参宮(花傘パレード)、オクライモライ(猿田講社、武者組、皇馬)の宵宮祭、そして最終日の朝から始まる神輿巡幸でクライマックスを迎える。当日は朝5:00から発輿祭が執り行われ、その後、雌雄の獅子若、猿田講社、2基の神輿、武者行列(奴振りを伴う)、稚児行列、そして神輿という順番で、終日氏子地域を巡行する。

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京都府京都市伏見区にある御香宮神社は、伏見の産土神・総氏神として信仰されている神社。創建年は不詳。神功皇后を主祭神とし、仲哀天皇、応神天皇、他六柱の神を祀っている。創建当初は「御諸神社」と呼ばれていたが、862年(貞観4年)九月九日に、神社の境内からとても良い香りのする水が涌き出したことから、清和天皇より「御香宮」の名を賜ったという。この水は「石井の御香水」として、伏見の七名水の一つにも数えられ、徳川頼宣公らの産湯にもなった。明治時代以降、水は涸れたが、1984年(昭和57年)に復元され、京の名水の代表として「名水百選」に認定されている。

Japan Web Magazine 編集部

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