富士山を望む富士川の河川敷に広げられ、天の恵みを燦々とその身に浴びて、乾燥された桜えび。命の源である身体の水分はお天道様に吸い上げられても、全身に宿る旨みは依然としてそこにある。透き通る桜色は今や淡い朱色と変わったが、その味もまた淡く、しかし濃い、という一見矛盾を孕む様な複雑な旨みへと変化する。
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