明治大学生田図書館Gallery ZERO 展示会「漆の美を追求する科学」を開催 11月6日(木)~11月27日(木)

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明治大学生田キャンパス(神奈川県川崎市多摩区)では、2014年11月6日(木)~11月27日(木)、展示会「漆の美を追求する科学」を開催する。主催は、漆を学際的に研究する「明治大学漆先端科学研究クラスター」。入場無料、一般の来場も可。

塗料であり、接着剤でもある漆は、縄文時代から利用が始まったといわれる歴史ある材料の一つで、天然材料によるモノ作りや、持続可能な社会を目指す素材としても注目されている。明治大学では、宮腰哲雄理工学部教授が漆の分子のナノ化に成功し、乾燥時間が短く、専用の乾燥設備が必要ない漆の製造に関する技術を開発、特許を保有している。さらに、この技術を応用して、ナノ漆、ハイブリッド漆、金・銀コロイド漆、インクジェットプリンター蒔絵技法を開発し、工業塗装の応用研究など多方面から注目されている。

展示会では「漆先端科学研究クラスター」のこれまでの研究成果や、「ウルシ資源」や「漆の文化財科学」に関わる研究成果を展示、解説し、漆に見る次世代素材の可能性を探る。

<インクジェットプリンター蒔絵技法>
蒔絵とは、器物の表面に漆で絵や文様を描き、その上に金や銀などの金属粉を蒔きつけて付着させる日本独自の漆工芸。「インクジェットプリンター蒔絵技法」は、コンピュータ上の文字・画像データを、ナノ化した漆を用いて施し、その上に金粉や金箔を貼ることで、蒔絵風の漆塗り印刷を可能にしたもの。

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