京都の清浄華院で畳に感謝する「畳供養」開催

京都の清浄華院で、2015年4月29日、畳に感謝する催し「畳供養」が行われた。

京都市南区にある全国畳産業振興会の主催で行われたもので、日頃あまり気に留めることのない「畳」に感謝し、畳の良さを見直してもらうという「畳供養」が、「畳寺」として親しまれている京都の「浄土宗大本山 清浄華院」で行われた。

今年は、2013年に初めて開催されて以来3度目の開催。京都御所に隣接する清浄華院は、平安時代に円仁によって創建された浄土宗の大本山で、畳とほぼ同じ、約1000年という長い歴史を持つ寺院だ。境内には、広さ約200畳の壮大な「大殿」があり、別名「畳寺」とも呼ばれている。

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供養の初めに、全国畳産業振興会の会長挨拶があった後、火炉に貼られた古畳に、同振興会の理事が東京五輪を見据えて「畳でおもてなし」と墨書き、畳業界の1年の振興を祈願した。それから、約300人の観客が見守る中、「畳文化世界へ発信」「畳の振興祈願」など全国の畳職人の願いを古ゴザに記した「護摩ゴザ」約300枚を炊き上げ、供養を行った。

振興会では「畳供養」開催を機に、京都市内の旅館やホテルなど、外国人観光客が訪れる施設へ必要に応じて腕利き畳職人「畳ドクター」を派遣、適切なアドバイスなどを行う「畳でおもてなしキャンペーンin京都」も実施する。東京五輪による訪日外国人増加に伴い、日本ならではの「和室」を増やし、需要をさらに拡大していく計画だ。

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