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昇開橋

筑後川昇開橋
筑後川昇開橋(佐賀市諸富町)
写真提供:佐賀県観光連盟

筑後川に架かる筑後川昇開橋(旧国鉄佐賀線 筑後川橋梁)は、全長506メートルの鉄道用可動式橋梁。1935年(昭和10年)に当時の国鉄佐賀線の鉄道橋として開通しました。橋の一部(橋の中央部)が大型の船などが通る際に上部に可動する「昇開橋」になっている珍しい橋です。現存する昇開橋としては国内最古のもの。

1987年3月に国鉄佐賀線は廃止になりましたが、橋は保存され、1996年4月に歩行者用の橋として新たに開通、同年12月には国の登録文化財に、2003年5月には「旧筑後川橋梁(筑後川昇開橋)」として国指定重要文化財となりました。

現在は、歩道橋として利用されており、「タワーブリッジ遊歩」として佐賀市諸富町の新名所となっています。2007年には「一般社団法人日本機械学会」が「機械技術の発展に貢献した」として選定している「機械遺産」にも認定されています。

Japan Web Magazine 編集部

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